その他 【書籍紹介】長女と嫁が相続でやるべき5つのこと
「長女と嫁が相続でやるべき5つのこと」を読みました
日頃からお世話になっている西原崇さん、佐藤良久さんが本を出版されたので購入しました。相続に関して分かりやすく解説されており、実例紹介が多く、イラストも随所に用いられており、相続について気にはなっているけど相続についてあまり詳しくない方にはお勧めの一冊です。
また、不動産や相続税に関しての記載もあるため、相続に関わることは多いけど不動産や相続税についてはあまり自信のない相続の専門家も、是非手にとってみてください。
書籍情報
- タイトル:長女と嫁が相続でやるべき5つのこと
- ジャンル:相続、相続実例、相続対策
- 出版社 :株式会社自由国民社
- 発売日 :平成28年9月2日
- 著 者 :西原崇さん、佐藤良久さん
書籍の紹介
相続で大損をしないように
この書籍は相続の専門家であるお二方が、相続の知識がなかったために大損をしたケースを数多く見てきた経験に基づき、相続に関してあまり知らない方に対して、最低限知っておいて欲しい相続の基本、事前にやっておいた方がいい相続対策、亡くなってからでもできることなどを分かりやすい言葉で解説がされています。
相続に関する基本的な情報が多く詰まっており、相続について詳しくない方でも非常に読みやすい内容です。女性にフォーカスした内容となっているため、特に「長女」と「嫁」は特に読んだ方がいいかもしれませんね。
不動産と相続税に関する内容がメイン
著者の西原さんも佐藤さんも不動産に関する知識と経験が豊富なため、内容として主に相続税対策と不動産の処分や有効活用に関するものが多いと思います。
日本においては相続財産として不動産が含まれることが多いため、相続と不動産は切っても切れない関係ではないでしょうか。そのため、本書も多くの方にとって読んで損はない内容となっています。
相続に関するビジネスに関わってはいるけど、不動産や相続税について詳しくはないという方も楽しめると思います。
事例が豊富
30以上の相続に関するトラブル事例や解決事例が掲載されていますので、多くの相続ケースと解決策を学べます。
相続はそれぞれのご家庭によって十人十色、ケースバイケースであることが多いため、多くの事例集に触れておくことは今後の相続トラブルの回避や相続問題解決へ必ず役に立つと思います。
事例の一部紹介
本書の事例集の一部をご紹介します。
- 5,000万円の相続税がゼロに!気になる費用はたった50万円だった事例
- 譲渡所得税を知らなかったばかりに税金トラブルになった事例
- 収益性の低い駐車場にビルを建築した事例
- 払い過ぎた相続税を2,000万円取り戻せた事例
図やイラスト、写真が豊富
いわゆる専門書となるとどうしても文字数が多くなってしまい、文字ばかりで頭にスッと入ってこないように思えますが、本書は図やイラスト、写真が豊富に用いられていますので、視覚的に理解しやすいものとなっています。
長女と嫁が相続でやるべき5つのこと、とは?
- 相続の現実を知る
- 相続税の基本を知る
- 生前にやるべきことを知る
- 本を購入してからのお楽しみ!
- 本を購入してからのお楽しみ!
気になる方は是非買ってみてくださいね。
この記事の著者
司法書士
石川宗徳
1982年4月生まれ。早稲田大学法学部卒業。
司法書士。東京司法書士会所属
(会員番号:7210、簡易裁判所代理業務認定番号:801263)
2009年から司法書士業界に入り、不動産登記に強い事務所、商業登記・会社法に強い事務所、債務整理に強い事務所でそれぞれ専門性の高い経験を積む。
2015年8月に独立開業。2016年に汐留パートナーズグループに参画し、汐留司法書士事務所所長に就任。会社法及び商業登記に精通し、これまでに多数の法人登記経験をもつ。
また不動産登記や相続関連業務にも明るく、汐留パートナーズグループのクライアントに対し法的な側面からのソリューションを提供し、数多くの業務を担当している。