企業を取り巻く環境が急速に変化する中で、経営の意思決定や組織運営において、「何を基準に判断するのか」「会社として何を大切にするのか」を明確に持つことの重要性は、これまで以上に高まっています。
一方で、フィロソフィや経営理念について、
- 言葉としては存在しているものの、実務や行動に結びついていない
- 経営陣の想いが現場まで十分に伝わっていない
- 成長・多拠点化・M&Aを経て、価値観がばらついてきている
といった課題を抱える企業も少なくありません。
RSM汐留パートナーズの「フィロソフィ・経営理念構築/浸透コンサルティング」は、理念を単なるスローガンで終わらせるのではなく、経営判断と日々の行動を支える“実装された仕組み”として機能させることを目的としたサービスです。
なお、本サービスは、理念を「作ること」自体を目的としたものではありません。創業者・経営陣ご自身が、自社の価値観と真摯に向き合い、経営や組織のあり方を本気で見直すという明確なコミットメントがあってはじめて成立する取り組みです。
経営トップの覚悟と継続的な関与なしに、フィロソフィが組織に根づくことはありません。だからこそ私たちは、経営陣と伴走しながら、理念を「掲げる言葉」ではなく、「判断と行動を支える基準」へと落とし込み、組織の中で実際に機能する形へとつなげていきます。
RSM汐留パートナーズが提供するフィロソフィ・経営理念構築/浸透コンサルティングの概要
フィロソフィや経営理念は、策定そのものが目的ではなく、経営判断や日々の行動の中で使われてこそ意味を持ちます。RSM汐留パートナーズのフィロソフィ・経営理念構築/浸透コンサルティングでは、企業理念や経営理念の構築・再定義から、行動指針化、制度・運用への落とし込み、定着・改善までを段階的かつ一体的に支援します。以下は、本サービスにおける主な支援内容です。
1.フィロソフィ・経営理念の構築/再定義
経営者・経営陣へのヒアリングやディスカッションを通じて、創業の背景、事業の本質、社会に対する提供価値、経営者の想いを整理し、企業としての存在意義や価値観を言語化します。
単なる理念文の作成ではなく、
- 経営判断の基準となる考え方
- 組織として「やること」「やらないこと」
- 成長や環境変化の中でも守るべき軸
を明確にし、実務で使われるフィロソフィ・理念を設計します。
2.行動理念・行動指針への落とし込み
構築・再定義したフィロソフィや経営理念を、現場での具体的な行動や判断につなげるため、行動指針や判断基準として整理します。
経営層・管理職・現場メンバーそれぞれの立場で、
- 「どのような行動が期待されているのか」
- 「迷ったときに何を基準に判断すべきか」
が明確になる形で、抽象と具体のギャップを埋めていきます。
3.事業戦略・ガバナンスと一体化した設計
フィロソフィや理念を独立したテーマとして扱うのではなく、事業戦略、ガバナンス、意思決定プロセスと一体で設計します。
- 経営会議・稟議・重要判断における位置づけ
- 組織運営や権限設計との整合
- 経営判断の一貫性・スピード向上
を意識し、理念が「判断のよりどころ」として機能する状態を構築します。
4.人事制度・評価・育成への接続
理念や価値観を組織に定着させるため、採用・評価・育成といった人に関わる仕組みへ落とし込みます。
- 採用時の判断基準・面接設計
- 評価項目・面談・フィードバックへの反映
- 管理職・次世代リーダー向け育成設計
を通じて、理念が日々のマネジメントや人材育成の中で自然に使われる状態を支援します。
5.浸透施策(研修・ワークショップ・コミュニケーション設計)
理念を「知っている」状態から「使っている」状態へ移行させるため、組織フェーズや課題に応じた浸透施策を設計・実行します。
- 経営層・管理職向けセッション
- 現場参加型ワークショップ
- ケーススタディを用いた判断トレーニング
- 社内コミュニケーションの設計・整理
を通じて、社員一人ひとりの理解と納得感を高めます。
6.運用設計・定期レビュー・改善支援
理念が形骸化しないよう、運用体制の設計と定期的なレビューを行います。
- 推進体制・責任者の明確化
- 運用状況の把握(ヒアリング・簡易サーベイ等)
- 課題整理と改善提案
を継続的に実施し、理念・フィロソフィが企業の成長に合わせて進化し続ける状態を支援します。
フィロソフィ・経営理念構築/浸透コンサルティングを必要とする企業の特徴
以下のような課題や状況にある企業では、フィロソフィや経営理念を「経営インフラ」として再設計・浸透させることが、大きな効果を発揮します。
経営理念は存在するが、実務や行動に十分に結びついていない
理念や行動指針は掲げているものの、日々の意思決定や現場の行動において、判断基準として活用されていない企業。「大切だとは思っているが、使われていない」状態からの脱却が求められています。
経営陣の想いや価値観が、組織全体に伝わりきっていない
経営トップの考えや背景にある思想が、管理職や現場まで十分に共有されず、解釈にばらつきが生じている企業。結果として、部門ごとに判断や行動の方向性がずれてしまうケースが見られます。
組織拡大・多拠点化・M&Aにより、価値観の統一が難しくなっている
急成長や人員増加、拠点展開、M&Aを通じて、組織内に複数の文化や価値観が混在している企業。共通の判断軸を持たないままでは、統制や一体感の維持が難しくなります。
管理職の判断・マネジメントにばらつきがある
管理職ごとに判断基準やマネジメントスタイルが異なり、部下から見た「会社としての基準」が見えにくくなっている企業。理念を共通言語として再定義することで、マネジメントの質を底上げする必要があります。
採用・評価・育成と理念が連動していない
採用基準や評価制度、人材育成の内容が理念や価値観と十分に結びついておらず、「何を評価されているのか」が曖昧な企業。理念を人に関わる仕組みへ接続することで、納得感と定着率の向上が期待できます。
経営判断のスピードと一体感を高めたい
多様な意見や価値観が存在する中で、意思決定に時間がかかり、現場の動きも遅くなっている企業。共通のフィロソフィを持つことで、判断のスピードと組織の一体感を高めたいと考えている企業。
「理念経営」を掲げているが、推進の仕組みが整っていない
理念の重要性は認識しているものの、誰がどのように推進し、どう運用・改善していくのかが明確でない企業。属人的な取り組みから、組織として回る仕組みへの転換が必要です。
フィロソフィ・経営理念構築/浸透コンサルティングの提供プロセス(例)
Step 1 初期ヒアリング
経営課題、組織状況、既存の理念や制度を整理します。
Step 2 現状分析・課題整理
理念の理解度や運用実態を把握し、ギャップを明確にします。
Step 3 構築・設計
理念・行動指針・運用・制度接続を一体で設計します。
Step 4 浸透・実行支援
研修・ワークショップ等を通じて定着を支援します。
Step 5 レビュー・改善
継続的な見直しにより、理念を経営インフラとして進化させます。
RSM汐留パートナーズのフィロソフィ・経営理念構築/浸透コンサルティングの特徴
1
経営陣に並走する外部フィロソフィパートナー(社外CPO:Chief Philosophy Officer)
2
戦略・ガバナンスと統合された理念設計
3
構築から浸透・定着までの一気通貫支援
RSM汐留パートナーズのワンストップサービス

今後の流れ

担当者
前川 研吾 Kengo Maekawa
三井 亮 Ryo Mitsui
大城 陸 Riku Oshiro
許 婧怡 Seii Kyo
フィロソフィ・経営理念構築/浸透コンサルティングの料金体系
フィロソフィ・経営理念構築/浸透コンサルティングの料金体系については想定業務範囲に基づく想定工数から算出した定額方式又はタイムチャージ方式にてお見積をさせていただいております。ご相談事項によっては、定額方式でのご支援が難しい場合もございますが、RSM汐留パートナーズはクライアントのご予算内で費用対効果抜群のサービスをご提供させていただくことをミッションとしています。まずはお気軽に当社コンサルタントまでご相談ください。
