伊那食品工業株式会社の経営理念
- 2014.11.29
- いい話・格言・理念
伊那食品工業株式会社の経営理念はメディアでも取り上げられとても有名です。2008年「日本でいちばん大切にしたい会社(坂本光司著/あさ出版発行)」に取り上げられてからとても注目を浴びました。
RSM汐留パートナーズ創業の年でもありましたので私自身大きな感銘を受けたことを覚えております。
以下抜粋させていただきました(伊那食品工業株式会社HPより)
社員の幸せのために~本来あるべき姿~
今の時代、「 本来あるべき姿 」 を見失った経営者、会社が多すぎるような気がします。 その結果が世界的な景気後退を招いているのではないでしょうか。
経営にとって 「 本来あるべき姿 」 とは 「 社員が幸せになるような会社をつくり、それを通じて社会に貢献する 」 ことだと思います。 そして売り上げも利益もそれを実現するための手段に過ぎないのです。
会社を家庭だと考えれば、分かりやすいかと思います。 社員は家族です。 食べ物が少なくなったからといって、家族の誰かを追い出して、残りの者で食べるということはありえません。 会社も同じです。 家族の幸せを願うように、社員の幸せを願う経営が大切なのです。 またそう願う事で、会社経営にどんどん好循環が生まれていくのではないでしょうか。
「食べ物が少なくなったからといって、家族の誰かを追い出して、残りの者で食べるということはありえません」というところが胸に響きます。
食べ物が少なくなったら、誰かを追い出して、すなわちリストラをして、会社は生き残るというのが通説になっておりますが、伊那食品工業株式会社の理念のような経営をしていきたいものです。