青山学院大学大学院の授業に登壇しました

青山学院大学大学院の会計プロフェッション研究科の授業に、私が10月20日、監査役である瀬尾さんが11月24日に登壇し講師を務めさせていただきました。私と瀬尾さんの講義は公認会計士を目指す学生をはじめとした大学院生を対象に、公認会計士としてのこれまでの経験、公認会計士業界の現状と今後の展望、キャリア構築をする上での重要な考え方などについて講義しました。

本日はその瀬尾さんの講義にお邪魔してきました。情勢会計士としてのキャリアをはじめ、監査法人の地方事務所、国際部、国内部での経験、7年に渡る海外生活、上場会社役員のキャリアなどについてお話されました。20年以上の友人ではありますがとても参考になるお話ばかりでした。

青山学院大学大学院の会計プロフェッション研究科には、公認会計士を目指す学生が多く在籍しています。キャリアデザイン・コース2年制、キャリアアップ・コース1年半制の2つのコースがあり、いずれも「会計監査プログラム」を選択して、一定以上の単位を取得することで、修了後に公認会計士短答式試験の一部科目(企業法を除く3科目)の免除申請が行えます。

今後もRSM汐留パートナーズとして、大学・大学院などの授業において積極的に各種講師を務め、教育の側面からも会計業界や地域社会に貢献していく所存です。

青山学院大学大学院の授業に登壇しました

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RSM国際会議参加のお知らせ

2023年10月31日~11月3日の4日間、RSMの国際会議がスペインのバルセロナで開催されました。RSM汐留パートナーズからは私とインターナショナルコンタクトパートナーの黒住、インターナショナルコンタクトディレクターの許の3名で参加してまいりました。

今回はRSMの2030年に向けたビジョンを共有し、ESG、生成AIを含むテクノロジー、マネージドサービスなどのサービスについてフォーカスし、未来創造の議論がなされました。

また、今回の国際会議において、RSMインターナショナルのCEOである Jean Stephens氏が2024年5月をもって退任されることが発表されました。彼女は17年という長きに渡り、彼女の在任中にRSMは、売上US$2.4bn(約3600億円)、72ヶ国、23,000人という規模から、売上US$8bn(約1.2兆円)、120ヶ国、57,000人を擁する規模へ急速に拡大するなど、多大な功績を残されました。昨年、RSM汐留パートナーズをRSMのメンバーファームに迎えていただき、私たちは短い間でしたが彼女と一緒に仕事をできたことを大変光栄に思います。

今回の会議では世界各国のRSMのファームからメンバーが集まり、ネットワークの構築と交流を深めることができました。

クライアントの皆様にはより一層ハイクオリティなサービス、有益な情報を提供し、より一層社会に貢献してきたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

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RSMインターナショナル加盟1周年

本日2023年11月1日、汐留パートナーズはRSMインターナショナルに加盟して1周年を迎えることができました。

ご縁を頂いたRSM清和監査法人理事長の戸谷さんや東京クロスボーダーズの村山代表、そして応援してくださったすべての皆様のお陰です。RSM汐留パートナーズはRSMが掲げる『2030年グローバル戦略』と足並みを合わせ、RSMの日本におけるメンバーファームとして世の中に貢献していく所存です。

また、RSM JAPANの一員として日本における認知度向上のためのブランディング活動を積極的に行い、5年後には多くの企業やこの業界で働くプロフェッショナルがRSMを知っているというような世界を作っていきたいと思っています。

そして従業員とその家族のWell-beingを経営の根幹とし、皆で汐留フィロソフィを大切にしながら、これからも事業を拡大していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

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VUCAの時代

VUCAの時代と言われますが世の中の不確実性が高まったり、またAIをはじめとしたテクノロジーの進化が激しい時代ですので、リーダーに求められることの1つにゴール自体の再設定や調整があるのではないでしょうか。ゴールの位置やあり方自体を動かしてしまうことに戸惑いもありそうですが、これがこの時代結構重要なポイントなのではないかと考えています。人々が大切にするものやその優先順位も大きく変わってきています。

そしてそのためには一度策定した戦略を変化させていくことも必要ですし組織の変革も不可欠です。変化に対応するべく活動する姿勢やその内容が時には従業員に受け入れられないこともあり、それが不満となることもありえます。上がぶれているんじゃないの?と…。

ですが世の中がこれだけ変化する中でChatGPTやDeepLなどの最新テクノロジーを使わずに気合・自力で学ぶのだというのもおかしいですし、DEIやESGなどがスタンダードな世の中でそれを取り入れずに経営していくことは不可能です。

リーダーが確たる信念を持ちやりきれば、その決定が正しかったと後々結果が証明してくれるのではないでしょうか。

政治と経営は似て非なるものですが、一定の組織規模になると皆のコンセンサスを取りながら進めていくことが難しくなる点が似ていそうです。強いリーダーシップなしには乗り越えていけない時代だと感じる日々です。

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多様な方々に暮らしやすい社会

世界における障がい者の数は13億人とも言われます。日本は936万人、うち精神障がいの方が400万人です。

私は公益法人の役員を務めているのですが、その関係で「障害者」ではなく「障がい者」というように表記するようにしています。

障がいを抱える方のほとんどは、障がいが本人の意志でない生来のものや、病気や事故などに起因するものであり、「害」という漢字を用いるのは不快感を与えますので、法律用語以外ではひらがな表記します。

障がい者支援に関わる機会が増えてくると、特に精神に関してはこんなにも多くの方が支援を必要としているのだと気づかされます。上記の人数よりももっと多いはずです。

手帳をお持ちの方でしたらこちらもそれを知ると優しく接することができますが、グレーゾーンの方が世の中には本当にたくさんいて、その場合うまく仕事やプライベートでご一緒できないと、時には冷たくしてしまうかもしれません。

私も親族に障がいを抱えている者がいたりするので、微力ながら多くの方々に暮らしやすい社会となるように頑張りたいと思います。

happy people

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キャリアポートフォリオ(Career Portfolio)

最近”キャリアパス(Career Path)”ではなく”キャリアポートフォリオ(Career Portfolio)”という言葉が好きです。その人しか経験してない事がその人のバリューとなり、まさにオンリーワンです。誰かに決められるのではなく自分で決める。監査→FAS/Taxという道だけではなくポォートフォリオは無限大です。

それはもちろん転職を通じてもできるとも思いますが、個人的な活動やボランティア、そして何より同一組織内でも経験できます。私はEY新日本だけの経験で開業しましたが、様々なことに首を突っ込み、顔を出してきたのが功を奏したように感じます。メンバーのために多様な機会を提供したいと思います。

もし1つのことを集中して極めていくということが苦手な方がいたとしても、今日は全然心配いらないと思います。興味のあることを仕事/プライベート関係なくどれも楽しみながら頑張ればいいのではと思います。私も専門家ですがゼネラリストになりたく様々なことを学びたいという思考でした。

公認会計士なのに税務をやる、そして行政書士業務をかじったり、社会保険労務士の試験を受けてみたり。英語もテクノロジーもやったり。MBAの世界もみてみたくてビジネススクールに行ってみたり。どれも一生懸命やればその人にしか得られないキャリアポートフォリオができあがると思います。十人十色。

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これまでのベンチャー投資

これまで個人と会社で累計15社くらいベンチャー投資をしてきました。具体的には出資等により株式か新株予約権を頂いて参りました。うち1社IPO、1社バイアウト、1社逃亡、進行中10社ちょっと。

これも時々税理士の素晴らしさについて語る時にいうのですが、税理士はシード期のクライアントに出会う機会がとても多い士業だと思います。そしてIPOに関する知見をちゃんとつければ、上場を目指す経営者から信頼を頂ける可能性も高いです。株式を譲り受け、対象会社の顧問は外れても資産管理会社や個人のお手伝いをするなど仕事も継続します。

教科書通り1社のIPOで投資は十数倍になりすべてが回収できお釣りがきます。その利益は労働の利益とは性質が異なり事務所の数年分の利益になりえます。また1社のバイアウトは数ヵ月という短期間で数倍になりました。

とはいえ成功確率はこのくらいのものであります。失敗もつきものです。我々は投資のプロではないので…悔しいのは1社の逃亡。頑張った上での倒産ならいいのですがいつの間にか会社が経営されていませんでした…見る目がなかったです。

これからも自分のドメドメのIPOバックグラウンドをうまく生かし、自分達ではなし得ない素晴らしい夢を掲げる経営者を応援させて頂きます。

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Harvard Business Review

最近専門サービスを提供する士業向けにHarvard Business Reviewがいくつかの非常に興味深い文章を公開していることに気づき、時間がある時に探して読んでいます。

1つ重要なインサイトとして、そこには“A diffuse profile dilutes a practice’s identity and renders it a jack of all trades and a master of none.”という文章がありました。

私の理解では「手を広げすぎた専門家は何でも屋になり下がり専門性のかけらもなくなる!」というものです😣昔の私はスペシャリストとゼネラリストの同時達成を個人としても目指していました。

しかしながら体験談としてこれはかなり難しいことであり、タイプや得意分野の違うメンバーと共同して組織で達成すべきだという結論に達しました。

例えば、IPOが得意で公会計も得意で、会社設立も記帳代行も給与計算もやりますみたいな事務所があった場合に、仮に数名のスーパーマンがいてできたとしても、事務所のイメージが定まらず、拡大のための戦略が立てにくく再現性が乏しいと思います。

弊社はIPO・上場企業系、そして国際業務からの海外上場会社の日本子会社系と2本の軸がやっと定まってきました。15年を振り返りますとあれこれ手を出して迷子になった時期もありました😭

一方である程度専門性のプライオリティを下げ、広くマスに向けてサービスを提供することで事業を拡大していく、税理士等の資格ビジネスを経営的に鋭く捉え拡大されている事務所もあります。非常に優秀な経営者の方々だと認識しています。

やってみて気づくことも多いので最初からうまくはいかないのですが、色々インプットが多いと何か間違えてしまっても早期に軌道修正できるのだなと思います。というわけで学びは大事だなというお話でした。これからも学び続けていきたいと思います。

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RSM清和監査法人との食事会

先日、Tokyo American Clubにて、RSM清和監査法人とRSM汐留パートナーズの役員メンバー等で食事会を開催しました。RSM清和監査法人Managing Partnerの戸谷さんと私はEYの2003年同期入社です。こうして20年の時を経て”RSM”という素晴らしいグローバルネットワークの冠で一緒に仕事ができているのは本当に嬉しいです。20年前、私たちはよく食事に行く友人関係でした。その後戸谷さんはRSM清和監査法人のパートナーに就任し、また、私は独立開業をし汐留パートナーズを設立しました。開業当初は私もRSM清和監査法人に所属し監査業務を担当していました。戸谷さんの紹介もあり、昨年私達はRSMに加盟することができました。

日本では公認会計士等の業務に関する法律や独立性が大変厳しく、保証業務を提供する監査法人と、それ以外のサービスを提供する法人を分けて経営しなければなりません。そのため、海外の皆様にはわかりにくい組織形態となっているとは思いますが、RSM Japanとして同じ志を持ち世界中のグロバールミドルマーケットのクライアントに対してシームレスなワンストップサービスを提供しております。現在は監査業務の他、税務・労務・法務・ファイナンシャルアドバイザリーサービスを提供できる体制が整っています。今後はテクノロジーに関するコンサルティング領域についても力を入れていきたいと思います。

RSM Japanは日本で総勢350名程の規模ですが、さらに規模を拡大させ成長・発展していきたいと強い決意を持っています。これからも引き続きクライアントにご満足をいただける素晴らしいプロフェッショナルサービスを提供しながら、同時に日本でのRSMの知名度を向上させていきたいと考えています。今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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RSM APAC 2023

2023年5月29日~6月1日の4日間、RSMのアジアパシフィック会議がベトナムのホーチミンで開催されました。RSM汐留パートナーズからは私とインターナショナルコンタクトパートナーの黒住、インターナショナルコンタクトディレクターの許の3名で参加してまいりました。

今回の国際会議では、CEOのJean、アジアトップのJames、リーダーのJasonたちとパネルディスカッションをさせていただきました。

私はRSMのメンバーファームの中でもおそらく最年少ファウンダー&マネージングパートナーということで、大変光栄なことに今回のパネラーに選んでいただきました。

この程度の英語力で大丈夫かとも思いましたが、せっかくの機会なので登壇させて頂き、最低限の役割は果たせたかと思います。良い思い出になりました。

人とテクノロジーがとにかく大切で投資していきますという決意を表明させていただきました。ただRSMの目指す世界についていくためにはまだまだ仲間が足りませんので、引き続き社内外の皆さまと協力をしていければと思っております。

また、2022年11月に加盟したばかりなのもあり、RSM汐留パートナーズについて英語でプレゼンテーションする機会もいただきました。アジア各国にRSM汐留パートナーズをアピールできたのではと思います。

他にもかなり内容の濃い会議ばかりで、特にESGに関しては本当に学びが多いものとなりました。我々プロフェッショナルファームとしてどのようにESGに対して取り組みサービス開発し市場で投下していくか。日本は全体的に取り組みが遅れているので中堅ファームとして主導権を取れればとも思います。

また、アジア各国が成長著しいという事でGDPの成長率予測の資料が投影され、日本は(ミャンマーとスリランカを除き)かなり低く0.5~1%とかで超低空飛行であります。誰もそれには触れず中国やインド等がクローズアップされていました。既知ですが悲しいことですので、日本企業の支援を通じ間接的にでも日本の再興に貢献したいと強く思いました。

今回の会議で学んだことを生かし、クライアントの皆様にはより一層ハイクオリティなサービス、有益な情報を提供し、微力ながら社会貢献もしてきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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