『外国人・外資系企業の日本進出支援実務Q&A』発売
- 2017.08.17
- 公認会計士・税理士, ビジネスの話, IR・メディア・お知らせ
RSM汐留パートナーズの新しい書籍『外国人・外資系企業の日本進出支援実務Q&A』が日本法令さんから発売されました。日本進出コンサルティングチームのナレッジとノウハウを総結集しました。会社設立、会計税務、人事労務、法務、ビザ等。かなり詳細な実務上の手続きも含まれた書籍です。
第1章では日本への進出形態について、日本法人、日本支店、駐在員事務所の3つを法務や税務の観点から比較して記述しました。第2章では日本進出において日本法人と日本支店を設置した場合の共通事項について細かな論点を含め記述しました。第3章では日本法人設立について、第4章では日本支店設立について、第5章では駐在員事務所の設置について、それぞれ留意点等を記述しました。
第6章では日本進出した外国人や外資系企業が直面する在留資格の問題について、「経営・管理」ビザに焦点を当てて記述しました。第7章では拠点設立後の会計税務・人事労務・許認可等の手続きについて記述しました。
【目次】
第1章 日本への進出形態
1 進出の可否
2 日本進出のメリット
3 進出形態の比較
第2章 日本法人の設立・日本支店の設置の共通事項
1 商号
2 所在地
3 印鑑
4 手続き
第3章 日本法人設立時における特有の事項
1 全般
2 機関
3 事業目的
4 資本金
5 手続き
6 その他
第4章 日本支店における特有の事項
1 代表者
2 営業所住所
3 その他
第5章 駐在員事務所の設置
1 全般
2 その他
第6章 外国人の在留資格申請
1 全般
2 「経営・管理」ビザ(許可基準:資本金及び事業規模)
3 「経営・管理」ビザ(許可基準:事務所)
4 「経営・管理」ビザ(許可基準:事業計画)
5 「経営・管理」ビザ(不許可・再申請)
6 「経営・管理」ビザ(共同)
7 その他
第7章 日本拠点設立後の手続き
1 全般
2 銀行口座開設
3 会計・税務
4 人事・労務
5 許認可
6 その他
宣伝となりましたが、士業の先生方や日本で会社を作りたい海外の方のお役に立てれば幸いです。
2017年夏のRSM汐留パートナーズ税理士法人の採用について
税理士試験を受験された皆様お疲れ様でした!良い結果となることをお祈りしております。ただいまRSM汐留パートナーズ税理士法人の2017年夏の採用活動真っ只中でございます。良い方と出会えますように。以下のイベントに当事務所も参加させていただきます。
●ワイズアライアンスの会計事務所 就職・キャリア 大交流会
【日時】2017年8月11日(金) 開場16:00~19:00
【会場】東京都中央区八重洲1-3-7 八重洲ファーストフィナンシャルビル3F ベルサール八重洲
●大原の合同就職説明会
【日時】2016年8月13日(土) 開場13:00~16:00
【会場】大原簿記学校 東京水道橋校 本館 (東京都千代田区西神田2‐4‐11)
本日は、ワイズアライアンスの会計事務所 就職・キャリア 大交流会2017!の中で、クラウド会計freee創業者の佐々木社長とのトークセッションをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
テーマは
「税理士や税理士を目指す若手が知っておくべきこれからの会計事務所のこと」
となっております。若手税理士や税理士受験生のみなさん必見の内容です!
イベントの詳細はhttps://www.kaikei-meikan.com/?p=14826をご覧頂ければと思います。
IKP税理士法人の細田さん、CaN International税理士法人の大久保さん、ケップル会計事務所の神先さん、Seven Rich会計事務所の服部さん、税理士法人Bridge~公認会計士・税理士Bridgeグループ~の宮崎さん、税理士法人ベリーベストの岸さんは、僕は顔見知りだったり飲み友達だったり仲良しです。楽しみにしています。
プロゴルファーの確定申告について
- 2017.08.08
- ビジネスの話
プロゴルファーの方々からもしばしば経理や確定申告についてのご相談をいただいております。プロゴルファーの確定申告【詳細解説】というコラムを書かせていただきました。
内容としては、
・プロゴルファーは個人事業主として確定申告をする必要があるか?
・プロゴルファーの主な収入源はどのようになっているか?
・プロゴルファーの平均年収はどのくらいか?
・プロゴルファーの経費項目について
・プロゴルファーが確定申告を行う場合の手順
などについて書かせていただいております。
プロゴルファーの方々は経費がかなりかかります。この経費についてどのように仕分けし会計処理を行うのか、そして確定申告を行っていく課は不慣れな方には少し大変です。
実はRSM汐留パートナーズ税理士法人には、プロゴルファーを目指していたメンバーがいたり、ゴルフ部があったりと、ゴルフを楽しむ人たちが多数在籍しております。記事はかなり長文になりましたが、詳しく解説をさせていただいております。弊事務所では、プロゴルファーの方々の確定申告、税務顧問、マネジメント会社設立などの各種サービスをご提供させていただいております。
もし経理や税金でお困りのプロゴルファーの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談をいただければと思います。
真のクオリティと再現性のあるビジネスについて考える
- 2017.08.07
- ビジネスの話
この美味しそうなパンケーキ🌴、実際ハワイイタリアンカフェ“em”でご提供しているハワイアンパンケーキwithたっぷりマンゴーです。生クリームがたくさん乗っていて色合いもよく非常にInstagramで映える写真です。
でももしかしたら最高のクオリティを追求するならこんなに生クリームは必要ないかもしれません(笑)クリームバージョンの他、アイスクリームバージョンもあり、そちらの方が個人的にはパンケーキとの相性が良いかなと思ったりもします。
飲食店の経営にも携わることになり、コンサルティングファームとしてB to Bの仕事が多かった自分にとっては、B to Cビジネスで色々な経験をさせていただいています。
例えばInstagram映えする商品が必ずしも一番美味しかったり、お店のおすすめ商品ではないかもしれません。でもまずお店の事を知って頂くための宣伝の機会も必要です。来ていただいたお客様に美味しい料理とサービスをしっかりご提供する。そしてリピートして頂けるお店になる。
最終的には大切なものが「商品・サービスのクオリティ」であることはコンサルティングでも飲食店でも同じ。真の価値を提供できてこそ存在意義があり継続するのだと思います。
「最初のきっかけはひょんな事から」、でも、「ずっとお世話になっております」というのがある意味弊社を物語っているような感じで、とてもありがたいことなのですが、何がお客様にご支持頂けるのか冷静に分析しよりいっそう再現性があるビジネスにするため試行錯誤中です。次の5年10年について考える時間をたくさんとれればと思います。
タレント・モデル業の確定申告について
- 2017.08.02
- ビジネスの話
タレント・モデルの方々から経理や確定申告についてのご相談をホームページからいただいております。タレント・モデル業の確定申告【詳細解説】というコラムを書かせていただきました。
内容としては、
・タレントやモデルは個人事業主として確定申告をする必要があるか?
・タレント・モデルが確定申告を行う際に重要な「必要経費」とは?
・タレント・モデルが確定申告を行う場合の手順
などについて書かせていただいております。
タレント・モデルの確定申告は少し特殊ですので、長文記事にはなりましたが、かなり詳しく解説をさせていただいております。弊事務所では、タレント・モデルの方々の確定申告、税務顧問、マネジメント会社設立などの各種サービスをご提供させていただいております。
もし経理や税金でお困りのタレント・モデルの方々がいらっしゃいましたらお気軽にご相談をいただければと思います。
イノベーションを起こし続ける組織を作る
- 2017.07.31
- ビジネスの話
今日はRSM汐留パートナーズの人事考課についての考えと、これから新しくジョインされる方々へのメッセージを書きたいと思います。
RSM汐留パートナーズでは各役職毎に求められる要件等が定められており、それによる自己評価や上長評価等を通じて昇格が決定する仕組みとなっています。常に進化していますので完成していません。
私自身常に公正な評価ができるとは限りません。というよりは無理だと思います。ですので、より明確な人事考課ルールを構築して極力皆さんの頑張りが公平に評価できるように幹部メンバーが議論して日々ブラッシュアップしています。私はなるべく決定には関与しない方がいいと思っています。
ご存じの通り完璧な人事評価ルールの策定は不可能でして、いつまでも試行錯誤することになりますため、どんなにやってもゴールにたどり着くことはありません。ビジネスのトレンドが変われば組織が変わり、組織が変われば求められる人材のスキルや経験も変わる。そうすると評価基準等も変わる。
ちなみにパートナーである私に求められていることは「イノベーションを起こし続ける組織を作ること」です。幹部メンバーの要求水準は高い!(笑)イノベーションを起こす事自体がとても難しいのに、自分で起こすのではなく、みんなで起こせる組織を作る、そしてイノベーションが継続的に起こり続けなければならないわけです。
今、私がこれをできているかはわからないのですが、パートナーにご指名いただいている以上はやらなきゃいけないし、やるしかない!目標は高いほどやりがいがあります。もし、そんな事ができる後輩が増えてきたら私が引退するときです。頑張りたいと思います。
さて、「この人と仕事をしたい」と思わせるもの、例えば、誠実性や熱意や向上心、それらについては不変的なものだと考えています。面接でも「人柄採用」と言ってしまえば簡単な事に聞こえてしまいますが、この点はとても重要です。
RSM汐留パートナーズは、「誠実性」「熱意」「向上心」は変わらないスキルだと考えています。なので、これらが備わっていることを非常に重要視しています。他方で「姿勢」「第一印象」「顧客への姿勢」「主体性」というものは変わるのは難しいものの、変わることができるスキルと言われます。
面接では、この変わらないといわれるスキルというか人柄というか、それを大切にしています。この夏も税理士試験後に新たに経験者・未経験者を募集します。是非若くて頭の柔らかいスポンジのような方々に未来を託したいと思います。
▼まだ頭が柔らかい時の私(26歳)
最近のSEO対策について
- 2017.07.16
- ビジネスの話
最近のSEO動向について個人的な感想を書いてみたいと思います。私公認会計士の中では相当SEO詳しいと思います(笑)今までちゃんと依頼したことがないというか、依頼した先のコンサルタントよりも自分の方が知見が上だと認識しています^^
被リンク重視のSEOはもう古くなった
5年くらいまでは、SEOにおいてサイトへの被リンクの重要性が高かったと思います。今でも一定の価値はあるものの、近年被リンクの価値が下がってきています。これには被リンクを無差別に集めて一斉にリンクをする業者があまりに増えすぎたという背景があります。
リンクを集める方法には、有名ブログにコメントを書いて自サイトへリンクを貼ったり、トラックバックをスパムのように送ったり、あるいは強力なサイトからのリンクを購入することもありました。しかしこういったリンク売買が表沙汰になり、Googleがリンクの取引をしたサイトにペナルティを課すといった措置をとったのを契機にリンク自体の価値は下がっていきました。
今でもヤフーやグーグルなどのオーソリティと呼ばれている巨大サイトからの被リンクには一定の効果があります。しかし、一つリンクを貼ったぐらいではなかなか検索順位が上がらないということが多くなってきました。また中古でドメインを購入し、そのドメインに新しいコンテンツを入れて運用するという手法もありましたが、旧コンテンツと新コンテンツとの差が大きすぎる場合は悪質と判断され検索順位が上がらないとうい現象が起きるようになっています。
このようにSEOの変遷はSEO業者とGoogleとの戦いに原因があるといって良いでしょう。いずれにしても個人的な感想としては、Googleは全てのデータを蓄積し続けているので、「本当に人々のためになる良質なコンテンツが上位表示される」世の中に近づいていると思いますので、小手先のテクニックは通用しない時代が来ています。
文章の質の重要性が上がってきた
SEOにおいて以前と比べて重要性が上がってきた要素がコンテンツ(文章)の質です。コンテンツの質を判断するのは人間ですので、主観的なものになりがちですが、Googleは客観的な指標を用いてコンテンツの質を評価しています。その指標の一つが文章の長さやユーザーの滞在時間です。コンテンツが長ければ長いほど良質とされ、ユーザーの滞在時間が長ければ長いほど良い文章であると判断されることが多いのです。
こういった理由から、最近はSEOで順位を上げようとするサイトオーナーは長文のコンテンツを提供するようになってきています。以前は千字以下のコンテンツが多かったのですが、最近は数千字から一万字に至るまでのコンテンツが増加しています。ただしあまりに文章が長すぎると、ユーザーが文章を読まずにページから離脱してしまうことがあり、長すぎると逆効果になる場合もあります。
この点、まだGoogleはただ文章が長いだけのコンテンツを上位表示するとすれば、ロボットはまだ人間には勝ててはいないわけですが、それも時間のうちでしょう。長くても見ずらい文章よりも、短くても読みやすくて有用な文章の方が上位に表示されることでしょう。
新しい情報ほど良いとされる傾向がある
ブログやサイトを運営している人ならわかりますが、古いコンテンツよりも新しいコンテンツの方が上位表示される傾向があります。これは古い情報よりも新しく書いた情報の方が質が高いとGoogleが判断しているからです。
しかし、実際は古い情報であっても価値が下がるとは限りません。現状では新しい情報が高く評価されていますが、今後はこの評価方法が変わるかもしれません。ただ、同じ内容であれば新しい情報の方がユーザーは相対的に信頼をおくと思いますので、上位表示されることでしょう。
本日は、SEO対策を個人的に独学で10年やっている公認会計士の独り言でした(笑)今は英語SEO対策をできる方や会社を探しています。もしいらっしゃいましたら是非ご紹介ください。
東京にいるメンバーで大学の同窓会
- 2017.07.15
- ビジネスの話, プライベート・その他
東京にいるメンバーで大学の同窓会。15年ぶりの再開もありとても楽しい時間。中年6人でパンケーキ。
emは7月から土曜日の夜も営業し、また、26時まで営業しております。是非遊びにいらしてください。
汐留カフェ&ダイナー “em”
〒105-0021
東京都港区東新橋1丁目1番2号
アソルティ東新橋B1(地下1階)
TEL : 03-3569-3570
ランチ 11:30~15:00
カフェ 15:00~17:00
ディナー 18:00~26:00
日祝休(もちろん貸切はご対応)
グループ集合写真と税理士法人集合写真
- 2017.06.29
- ビジネスの話
RSM汐留パートナーズグループの極めてまじめな集合写真を撮影してみました。いつもクリスマスパーティーとか忘年会とかのカジュアルな雰囲気のものばかりでしたので。やはり全員撮影に集まるのは難しかったです。三列目が中腰のため一番つらい体勢だったみたいでぷるぷるしてました(笑)素晴らしいお客様のおかげでグループ総数も100名を超えました。
上記は税理士法人のメンバーで撮影した写真です。今後ともご指導・ご支援のほどよろしくお願いいたします。
外国人富裕層を日本に長期滞在させるために
- 2017.06.25
- ビジネスの話
日本は2014年に「『日本再興戦略』改訂2014」にて、海外富裕層を対象に長期滞在を可能にすることによって、より一層の経済成長を目指しています。そして、2015年度から実施され、在留資格の中に新たな「特定活動」の内容が追加されました。こちらの在留資格を取得することによって、観光や保養の目的のために最長で1年間日本に滞在できるようになりました。
確かに最近RSM汐留パートナーズのお客様でも富裕層の外国人は増えてきたなぁという印象です。
この在留資格をより多くの外国人富裕層の観光客が取得してもらうことができれば、日本の消費が増えることは間違いありません!また、長期で滞在をしたいという富裕層に対しても、これまでは短期滞在の在留資格で90日しか在留することができなかったので、より長い期間の滞在ができるようになったとあれば、耳よりの情報のはずですし、日本政府の保護下で日本で活動をすることが可能というのも非常に嬉しい点です。
しかし、この特定活動の在留資格を取得することで、日本で長期滞在をするためにはいくつかの条件をクリアしていなければなりません。
・18歳以上であること
・申請の時点で預貯金が3000万円以上であること(預貯金は夫婦合算でも大丈夫)
・日本の医療保険に加入をすること
・在留資格「短期滞在」によって入国しようとする者に対して、日本が査証免除措置を取っている国の者
日本が査証免除措置を取っている国は全部で67か国あり、商用、会議、観光、親族・知人訪問などの目的で入国する際にはビザの取得が必要ない、と定めているものです。この査証免除措置が取られている所は、有名どころでいえば、アメリカ、オーストラリア、オランダ、フランス、スウェーデンなどになります。
日本はとても安全で住みやすい素晴らしい国だと思いますので、もっともっと多くのVIPにぜひ来日してほしいなと思います。