好きな言葉、座右の銘

多くの人には、好きな言葉、大切にしている言葉や自身の※座右の銘といわれるものがあると思います。
※座右の銘とは、常に自分の心に留めておいて戒めや励ましとする言葉のことをいいます。

私にも3つほど大切にしている言葉があります。
そんな中で最も大切にしている言葉は、次の言葉です。

自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ

この言葉は、リクルートの創業者の江副浩正さんの言葉で、以前のリクルートの社是だったようです。
私自身、リクルートとは何の縁もありませんでしたが、以前リクルートに勤めていた人から聞き、初めて知りました。

私はこの言葉を聞いたことがあるだけで、この言葉を創った方の正確な思いや真意は分かりませんが、私自身この言葉から次の２点を大切にしています。

①機会を作り出すことの大切さ、環境を変えることの大切さ

意思の弱さ

残念ながら私は意思がそこまで強い人間ではありません。
何度も英語を勉強しよう、毎日運動をしようと決意をしてきました。また、勉強や運動が自分にとってプラスとなることは理解していました。

しかし続きませんでした。。。

私は意思の強い人間ではありませんが、自分が意思の強い人間ではないことをよく知っています。

長続きの秘訣

そんな私の長続きの秘訣は次のとおりです。
（英語学習の場合）
・先に英語検定試験に申し込んでしまう
・すぐに英会話教室に申し込んでしまう
・英語の必要な職場に転職する
・公言する

英語の勉強をせざるを得ない環境に身を置いてしまうことがポイントだと思っています。

逆にあまり効果のない方法は「勉強をするぞ、という決意をすること」です。

独立開業

私は司法書士試験合格後、5年以上勤務司法書士として3つの司法書士事務所や司法書士法人に勤めていました。
サラリーマンの良い点は、毎月決まったサラリーが手に入る点です（独立開業してからこのありがたさに気づきました）。

しかし、言われた業務（書類作成やお客様との面談など）だけをしているより、独立した方が面白そうだなと思いました。

コネクションや人脈が全く無い中で、無計画にも独立しようと思い立ち独立をしましたが、当然最初は全く仕事が無く、独立後の最初の３ヶ月は預金額は見る見るうちに減っていきました。

RSM汐留パートナーズグループとの出会い、加入

独立から半年ほど経過後、ご縁からRSM汐留パートナーズグループから少しずつ登記案件をいただくようになり、それからしばらくしてRSM汐留パートナーズグループへの参画の話があり、「面白そう」だなと思い参画しました。
平成27年8-9月に埼玉で独立開業をし、平成28年4月からグループへ参画しています。

ちょうどグループへの参画の話があった頃、とある一般企業の法務部にいかがですかという話もいただいており、埼玉で事務所を継続するか、一般企業の法務部にお世話になるか、RSM汐留パートナーズグループに参画するか、で迷いました。

結果としては、RSM汐留パートナーズグループに参画することになるのですが、その理由としては面白そうであること、企業に勤めるのとは異なり裁量権が大きいこと、英語と会社法・商業登記を活かせる環境であること、士業グループに興味があったこと、そして何より一番の理由はグループ代表の前川研吾さんとこれから色々と仕事をしていくのは楽しそうであると感じたことです。彼は私と年齢はそんなに離れていないのですが、魅力的で尊敬のできる人です。

②機会、環境によって人は変わる

英語学習の例のように、やらざるを得ない状況に身を置くという外部の力を利用することは、意思の強くない私にとっては重要な方法の一つです。事実として、そのような方法で大きく変わることができました。

また、独立開業をしてからサラリーマン時代にはできない経験を積むことができ、人と知り合うことができ、色々な知識を身につけることができ、以前より確実に成長ができている実感があります。「経験に勝るものなし」だと思います。

今後も新規事業やサービスの立ち上げなどの機会を作り、お客様により一層のメリットを提供できるよう努めてまいりたいと思います。