RSM APACのメンバーが主導し、ASEAN各国のRSMメンバーファームの知見を結集して作成した『Doing Business in ASEAN』ガイド第3版では、ASEAN地域の主要な経済成長ドライバーを深く分析するとともに、これらのダイナミックな市場で事業を展開し、ASEANの大きな成長ポテンシャルを取り込もうとする日本企業に向けて、実践的な示唆を提供しています。なお現状英語版での提供となりますが、日本語版の作成を行っているところです。

下記フォームにご記入の上、『Doing Business in ASEAN』ガイドをダウンロードいただけます。
なぜASEANなのか? ビジネスの未来はここから始まる
ASEANでビジネスを展開しようとする日本企業は、まずこの地域の多様性とダイナミズムを理解し、受け入れる必要があります。加盟国には、シンガポール、タイ、マレーシアのような比較的成熟した経済圏がある一方で、ベトナム、インドネシア、カンボジアといった高い成長余地を持つ新興市場も存在しています。ASEANは、こうした多様な市場が相互に結びつきを強めながら発展している、非常にユニークな地域です。
過去10年間にわたり、ASEAN経済共同体(AEC)Blueprint 2025 は、この地域のより深い経済統合、接続性の向上、そして包摂的な成長を推進する上で重要な役割を果たしてきました。そして今、複雑化するグローバル環境の中で、新たな課題と機会を見据え、次のステージを考える時を迎えています。
ASEANの未来を形づくる8つのメガトレンド
デジタルエコノミー
デジタル化の波が域内全体に押し寄せ、eコマースの急拡大とイノベーションの加速を力強く牽引しています。
人工知能(AI)
AIはあらゆる産業に変革をもたらし、生産性の飛躍的な向上を実現しつつあります。
サイバーセキュリティ
サイバー攻撃の脅威が高まるASEANにおいて、次世代型セキュリティへの対応は企業経営上の急務となっています。
製造業ハブ
コスト競争力と地政学的優位性を兼ね備えたASEANは、次世代グローバル製造拠点として確固たる地位を確立しつつあります。
デジタルファイナンス
フィンテックの革新がASEAN全域の金融サービスを再定義し、デジタル金融の普及を主導しています。
都市化
急速な都市化の進展が経済構造を大きく塗り替え、インフラ整備をはじめとする多大なビジネス機会を生み出しています。
医療ツーリズム
競争力ある価格と高品質な医療サービスを武器に、ASEANは世界的な医療ハブとして急速に台頭しています。
電気自動車(EV)
域内各国がEVへの積極的な投資を推進し、サステナビリティ分野におけるリーダーシップの確立を目指しています。
現地専門知識に基づく戦略的なASEAN事業展開
RSM ASEANデスクは、企業のASEAN進出・事業拡大を戦略的に支援することを専門とする専門組織です。複雑な現地特有の課題を整理・可視化し、ビジネス機会を的確に捉えて戦略を具体化するために必要な明確な指針をご提供いたします。
現地アドバイザーとの緊密なネットワークおよび豊富な実地経験を基盤に、お客様の事業をスムーズかつ迅速に立ち上げるための実践的なサポートを提供いたします。
RSMグローバルネットワークによる国際展開支援:
- 構成員数約56,000名以上
- 500拠点超
- 120ヶ国以上
確かなサポートで、盤石なスタートを
海外進出アドバイザリー
海外展開にあたっては、事業目標に最適な組織・運営体制を最初から構築することが成功の根幹を成します。当デスクでは以下の事項についてご支援いたします。
- 税務上有利な株主構成・販売スキームの設計・助言
- 現地法人・オフショア法人の設立
- 駐在員事務所・支店の開設
- 事業ライセンス・就労ビザの申請手続き
- 現地会計処理・給与計算その他バックオフィス業務支援
- ノミニー取締役・株主の提供
- 非法人形態(パートナーシップ等)のビジネス登記
- ITインフラの構築および管理報告体制の整備
- 銀行口座の開設・管理代行
- オフィス物件の選定・人材採用に関するサポート
- 各種書類の翻訳支援
グローバルコンプライアンス
海外展開に必要な管理リソースや専門知識が限られている企業こそ、早期にコンプライアンス体制を整備されることをお勧めします。現地法規制の不知は免責事由とはならず、違反が発覚した場合のコストは甚大になりえます。また、罰金・課徴金・期限遅延への事後対応といった非収益業務への関与を最小化することも、経営上の重要な課題です。
当デスクは、貴社のグローバルコンプライアンスを一元的に担う独立したパートナーとして、安心して本業に専念いただける環境をご提供いたします。複数国にまたがるコンプライアンスニーズに対し、専任の窓口一つで対応できることで、以下のメリットが生まれます。
- 各国の専門家と個別に連絡調整する手間が省け、経営リソースを本業に集中できます。
- 法令違反・法定申告漏れのリスクを大幅に低減できます。
- 各国の最新規制動向を常時把握・反映した体制を維持できます。
- 担当者が各法域の実務要件を繰り返し習得・更新する必要がなくなります。
投資アドバイザリー
海外事業展開を検討する企業・投資家の皆様が、迷いなく、遅滞なく第一歩を踏み出せるよう、明確な方向性の提示と実行への推進力をご提供いたします。
- 最適な市場参入戦略の立案・助言
- 事業計画書の策定支援
- 最適な企業形態および設立地域の選定・助言
- 政府認可・ライセンス申請(シンガポール・マレーシア・タイ・フィリピン・中国・台湾・日本・インドネシア・インド)
- 関係政府機関・専門家(弁護士・金融機関等)・ビジネスパートナーとのネットワーク構築・仲介
- プライベートエクイティ市場または金融機関からの資金調達支援
リスクマネジメント&アドバイザリー
海外での事業拡大は、国内とは異なる多様なリスクや懸念事項を伴います。企業価値とブランドレピュテーションをいかに守るか。より広範なビジネスリスクに的確に対応できるか。海外拠点における従業員の行動規範を適切に指導・管理できるか。最高水準の倫理基準と商慣行に基づくコンプライアンスガバナンスを維持できるか。取引が一貫したプロセスのもとで実行され、予測可能な結果をもたらしているか。これらは、海外展開を進めるすべての経営者が向き合うべき本質的な問いです。
当デスクのリスクマネジメント&アドバイザリーの専門家が、以下の分野にわたる包括的な支援をご提供いたします。
- コーポレートガバナンスの実効性向上に向けた企業統治体制の最適化
- 関連会社・委託先を含む従業員への研修・実務指導を含む、贈収賄・腐敗防止(ABAC)プログラムの策定・導入
- 不確実性と事業変動への対応力を高めるための、全社的リスク環境の評価・アドバイザリー
- レビュー業務・業務効率化・体制整合を含む内部統制アドバイザリー
税務アドバイザリー
グローバルな税務リスクを最小化し、利用可能な優遇措置・租税条約上の便益を最大限に活用したいというのは、海外展開を図るすべての経営者の共通の課題です。eコマース事業においては、物品・サービスに対する間接税(GST・VATなど)の課税タイミングについても十分な検討が求められます。また、グループ会社間取引が国際移転価格ガイドラインに沿ったアームズレングス原則に基づき適切に行われているかの確認も不可欠です。
法人税・国際税務・移転価格の各分野における当デスクのマルチディシプリナリー(多領域横断型)専門チームが、以下の事項についてご支援いたします。
- OECDによるBEPS(税源浸食と利益移転)対応を含む、クロスボーダー投資・取引に係る税務プランニング
- 移転価格アドバイザリーおよびドキュメンテーション(文書化)支援
- 海外派遣役員・従業員(エクスパット)のための個人税務プランニング
- 税務上効果的な報酬パッケージの設計・最適化
- 資産保全プランニングおよびエステートプランニング(事業承継・相続対策)
- 法人税申告・コンプライアンス対応
