送金の方向別手数料発生タイミング別の海外送金の手数料と時間の目安
2023年10月3日
海外送金にかかる手数料
日本から海外への送金、または海外から日本への送金の業務を行うのは政府ではなく、それぞれが利用する銀行です。銀行が業務として送金を行う以上、手数料が発生します。
そして、この手数料はある程度は銀行ごとに決められています。日本の銀行から海外の銀行へ送金を行う場合は、楽天銀行は750円、ゆうちょ銀行は3,000円、三菱UFJ銀行は最低2,500円、新生銀行は最低2,000円、三井住友銀行は最低3,000円、ソニー銀行は3,000円、みずほ銀行は最低1,500円、りそな銀行は最低2,000円と、定められています。
また、送金を行う人の中には海外に行って、お金を送金した銀行からお金を受け取ることになる方もいらっしゃるかと思いますが、その際にももちろん、受け取り側の銀行からも手数料を取られます。一般的にその手数料の金額は10ドル~30ドルと言われています。
日本からお金を送るだけでも、大手の銀行を利用すればかなりのお金がかかってしまうのに、受け取るのにもまたお金がかかると考えると、手数料だけでも相当な値段です。ですが、中には口座を持っていると直接送金が可能なために、手数料が変わるような場合もありますし、銀行によって変わるのは手数料の値段だけではなく、送金にかかる時間も変わりますので、手数料だけで決めるというのは焦り過ぎた判断になることもあります。
海外から日本に送金をする場合ですが、こちらも銀行によって違います。手数料の相場は大体50から70ドルと言われています。
また、こちらの場合でも受け取りの際に手数料が掛かるものもあります。三菱UFJ銀行は2,500円、みずほ銀行は最低1,500円などかかります。中には受け取り手数料がない銀行もあります。
また、中継銀行などを経て指定の口座へ送金がなされるような場合には、中継の際の手数料として10ドルから30ドルほどの料金がかかります。そのような中継銀行の手数料は、送金料金などから自動的に差し引かれることがありますので、料金が減っていたとしたら、中継手数料が掛かったということになります。
送金にかかる時間について
送金にかかる時間も、前述した通り銀行ごとに変りますが、それだけではなく、送金をする銀行がどの国かによっても変わります。だいたい全ての銀行では1日から14日、最低でも2週間以内には送金が完了される場合が多いです。
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