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RSM Internationalから2023年業績報告および今後の展望に関するプレスリリースのお知らせ

2024年1月24日

本日、RSM本部より全世界に向けて2023年業績報告のプレスリリースが行われました。以下は日本語に翻訳したものになります。RSM汐留パートナーズはRSMの日本におけるメンバーファーム、そしてRSM JAPANの一員としてRSMの成長・発展に貢献していく所存です。今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。


RSMの世界収益が16%もの増加:94億米ドルを記録

・RSMの5つのリージョンにおいて3年連続の2桁の成長を達成
・RSMの全世界従業員数は13%増加し約64,000名に
・RSMの「2030年グローバル戦略」に向けてRSMグローバルブランドが再構築
・テクノロジーとデジタルへの投資が4倍に増加

ミドルマーケット向けに監査、税務、コンサルティングサービス等を提供するリーディングカンパニーである『RSM』は本日、2023年12月までの年間全世界収益が94億USドル(約1.4兆円)となり、前年比で16%増加したと発表しました。監査業務による世界の手数料収入は15%増の36億USドル、税務サービスによる収益は大幅な17%増により26億USドルとなりました。また、コンサルティングサービスによる収益は総額31億USドルで、2022年比で16%増加しました。

また、すべてのリージョンにおいて目覚ましい成長が報告されています。ヨーロッパでは、メンバーファーム全体の持続的な発展と、ドイツにおいて「RSM Ebner Stolz」がRSM加盟したことにより、2022年比で36%の成長が見られました。RSMの最大収益リージョンである北米では、税務とコンサルティングサービス、特にITおよびESGコンサルティング関連の大幅な成長により、最新の会計年度における手数料収入が13%もの増加を記録しました。アフリカにおいては、2023年7月に南アフリカで戦略的合併が実施されたこと、また地域全体の進展などにより、29%の成長を遂げています。MENAリージョンとラテンアメリカにおいても2022年にそれぞれ30%、18%と大幅な成長を遂げています。アジア太平洋地域では8%の成長を遂げ、手数料収入が10億USドルを突破しました。

2023年初頭に発表した「2030年グローバル戦略」以降の12ヵ月で、RSMは4つのキードライバー(人材、顧客、テクノロジー、ソリューション)に焦点を当て、継続的な成長と変革、変化に向けた重要な構成要素を確立してきました。世界の従業員数を13%増加させたことからもわかるように、RSMは比類なき包括的な文化と人材エクスペリエンスの開発に専念しており、持続的な成長と豊かでパーソナライズされた顧客エクスペリエンスを実現するには人材とテクノロジーの両方に投資することが重要と確信しています。世界のテクノロジーおよびデジタルへの投資は、2022年と比較して4倍に増加しました。これは2022年にすべてのリージョンにおいてRSMメンバーファームによって行われた大規模なテクノロジー投資を上回ります。

RSMインターナショナルのCEOであるJean Stephens氏は、次のようにコメントしています。

「今年の決算の結果は、ミドルマーケットに向けたプロフェッショナル・サービスを提供する世界有数のプロバイダーとして、当社の地位をさらに強固にするでしょう。 RSMは、2030年グローバル戦略- Taking Charge of Change (変化を担う) – を原動力として、これまで以上にグローバル組織として協力し合い、国境を越えて革新し、顧客により良いサービスを提供してきました。洞察の生成と共有、サービス提供の効率と有効性の合理化、強化されたグローバルデジタルインフラストラクチャによる接続の構築に重点を置き、RSMはテクノロジーを活用した革新的で貴重な洞察を提供することに重点を置いています。」

今後の展望として

RSM にとって2024年の最初の重要なマイルストーンは、進化したグローバルブランドの公開です。新しいビジュアルと再構築されたメッセージは、常に変化する世の中に対応し、私たちのビジュアルや印象がより一層モダンでフレッシュであり続けるために、これまで以上にRSMを魅力的で、デジタルかつグローバルな組織として構築していくために重要な要素と考えております。また、ブランドのメインに従業員を据えるRSMは、ロゴのDNAから得た新しい創造的なスタイルを採用しました。「Pattern of Progress」と名付けられたこのスタイルは、RSMがクライアントと協力し、その特有で具体的なニーズを満たすためのオーダーメイドのソリューションを開発し提供していくという決意も込められております。常に変化する複雑な世界における前進と将来の目標の達成を象徴しており、RSMがクライアントと人々にとって最も重要な問題に焦点を当てていることを反映しています。

現在進行中の技術開発の中で、2024年1月には、RSMのデジタル監査エコシステムである「RSM Luca」が公開されます。「RSM Luca」は、高度な技術と効率的なプロセスを統合して、クライアント固有のビジネス環境に合わせて調整された、機敏で洞察に基づく技術先進的な監査を可能にします。RSMはまた、持続可能性の枠組みとイニシアティブ、および品質と責任あるビジネス慣行を確保するための独立性システムと検査手順の進化に、年間を通じて大幅な追加投資を行うことにコミットします。

Jean Stephens氏はさらに、次のように述べています。

「2024年以降、当社はグローバルな強みを活用し、主要なステークホルダーとの関連性を最大限に高めるために、膨大な数の変革プロジェクトを実施していきます。これらの業績は、将来のさらなる成長に向けた強固な基盤を支え、RSMが自信とコミットメント、エネルギーを持って前進する中で、力をつけていくことを保証しています。」