RSM APAC2025 参加のお知らせ
2025年5月27日
2025年5月19日~5月22日の4日間、RSMのアジアパシフィック会議がインドネシアのジャカルタで開催されました。RSM汐留パートナーズからは代表の前川とインターナショナルコンタクトディレクターの許、インターナショナルタックスディレクターの三宅の3名で参加してまいりました。
今回の会議には、RSMメンバーファームから200名を超えるパートナーが参加し、2030年に向けた戦略「Taking Charge of Change」のもと、アジア太平洋地域における連携の強化を改めて確認しました。また、RSMインドネシアの40周年を記念する祝賀イベントも併せて開催されました。
今回の国際会議では、中堅企業が地域経済の発展を支える重要な原動力として、いかに貢献しているかが議論されました。RSMのアジア太平洋地域における2024年の総収益は前年比7%増、特にASEAN地域では9%の成長を記録しました。さらに、主要なトレンドとして、グローバル貿易の変動、デジタル人材の急速な需要についても議論がなされました。
また、RSMが展開する「ESG APACハブ」の取り組みも紹介され、クライアントが持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取り組むうえで、同ハブが重要な支援機能を果たしていることが強調されました。加えて、アジア太平洋地域におけるESG(環境・社会・ガバナンス)実践の浸透状況や、IFRS S1およびS2といった国際基準の導入スピードおよび適用度合いの違いについても取り上げられました。
RSMインターナショナル CEOである E.J. Nedder氏は次のようにコメントしています。
「アジア太平洋地域における当社メンバーファームの革新的な取り組みと、それがRSM全体にもたらしている大きな可能性を現地で直接確認できたことを、大変嬉しく思います。この地域でクライアントの持続的な成功を実現できているのは、当社がグローバルな戦略的優先事項に注力しているからです。具体的には、社員に一貫した体験を提供し、卓越したクライアントサービスを実現し、効率的なテクノロジーソリューションへの投資を進めています。私たちのあらゆる取り組みの基盤には、効果的なグローバル運営体制とガバナンスモデル、そして品質への徹底したこだわりがあります。」
さらに、RSMインターナショナル アジア太平洋地域リーダー Stephen Darley氏は次のようにコメントしています。
「アジア太平洋地域の進化は非常に速く進んでおり、当社が支援する企業が直面する世界的な変化にも大きな影響を与えています。ESGの推進、デジタルトランスフォーメーション、クライアントサービスモデルの高度化といった分野において、RSMはESGハブの構築やAIを活用したツール、サイバーセキュリティソリューションの提供を通じて、業界をリードする存在となっています。この地域に根付く起業家精神と強固な協力体制は、私たち自身だけでなく、クライアントの未来にとっても極めて重要な要素です。」
RSM汐留パートナーズは今回の会議で得た知識や経験を生かし、クライアントの皆様にはより一層ハイクオリティなサービス、有益な情報を提供し、社会に貢献してきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。