スポーツクラブ(プロスポーツチームを含む)の運営では、シーズンによる繁閑差、遠征・合宿等の移動、試合当日の長時間稼働、複数職種(選手・コーチ・フロント・運営スタッフ等)の混在など、労務管理が複雑化しやすい特性があります。
一方で、労働時間・賃金・ハラスメント・安全衛生といった労務に関する不備は、行政対応や訴訟リスクに加え、リーグ運営・スポンサー・ファンからの信頼にも影響し、クラブ価値の毀損につながるおそれがあります。
RSM汐留パートナーズでは、労務監査(労務DD/リスク診断)を通じてスポーツチーム特有の論点を踏まえ、現状の課題とリスクを可視化し、優先順位を付けた改善ロードマップの策定から、規程整備・運用定着までを一貫してご支援します。
想定されるご利用ケース
コンプライアンス体制の構築
リーグやスポンサーから、労務・コンプライアンス体制の整備を求められている
労働時間管理の適正化
勤怠管理、36協定の遵守、残業・休日労働、移動時間の取り扱いを見直したい
賃金支払リスクの解消
未払賃金(残業代・手当等)の発生リスクを早期に把握し、是正方針を整理したい
契約形態の整理
選手・指導者等の雇用契約と業務委託契約の区分や、雇用形態の適用関係を点検したい
法定帳簿・社会保険/労働保険の整備
社会保険・労働保険の適用、届出、法定三帳簿の整備状況を確認したい
ハラスメント防止対策
相談窓口の設置や、指導現場を含む教育・研修の仕組みを整備したい
規程と実態の乖離解消
就業規則・諸規程(賃金、旅費、懲戒等)と現場運用のズレを解消したい
外部調査への事前備え
労働基準監督署の調査や内部通報等に備え、事前にリスク診断を行いたい
スポーツクラブにおける労務監査(労務DD/リスク診断)における課題(一例)
雇用形態の混在により、適用関係の整理が難しい
- 選手・コーチ・スタッフで契約形態や報酬体系が異なり、雇用/委託の整理や、賃金・社会保険の適用判断が複雑になりやすい。
シーズン中の長時間稼働・遠征等により、労働時間管理が形骸化しやすい
- 試合・イベント当日の稼働、移動時間、早朝・深夜対応などが重なり、勤怠実績の把握や割増賃金計算の前提が不明確になりがち。
賃金・手当設計と実運用の整合が取れていない
- 固定残業代、各種手当(遠征手当、役職手当等)の位置付け、支給要件、計算根拠が整理されておらず、未払賃金リスクにつながることがある。
ハラスメント・指導現場を含む人権リスクが顕在化しやすい
- 指導や競技特性を背景に、パワハラ・セクハラ等の問題が表面化しやすく、相談窓口・調査手順・再発防止策の整備が求められる。
安全衛生・労災対応が属人的になりやすい
- 現場の安全配慮、健康管理、労災発生時の初動・記録・再発防止が標準化されておらず、対応品質にばらつきが出ることがある。
規程やルールはあるが、現場運用に落ちていない
- 就業規則・諸規程、届出書類、法定帳簿類が整備されていても、現場の運用や管理者教育が追いつかず、手戻りが発生しやすい。
RSM汐留パートナーズが提供するスポーツクラブ向け 労務監査(労務DD/リスク診断)支援の主なサービス内容(一例)
現状把握(資料レビュー・ヒアリング)
- 就業規則・諸規程、雇用契約書/労働条件通知書、勤怠データ、賃金台帳、社会保険・労働保険関連書類等を確認し、運用実態を整理します。
労務リスク診断(ギャップ分析)
- 労働時間管理(勤怠管理)、割増賃金、休暇管理、36協定等の手続、法定帳簿類、安全衛生、ハラスメント対応等について、論点ごとにリスクを可視化します。
優先順位付けと改善ロードマップ策定
- 影響度(法令リスク・レピュテーションリスク等)と対応難易度を踏まえ、短期で是正すべき事項と中長期の整備事項を切り分けます。
規程・運用ルール整備(必要に応じて)
- 就業規則・賃金規程・旅費規程・懲戒規程等の整備、勤怠運用ルール、承認フロー、記録・保管ルール等を、現場負荷を踏まえて設計します。
運用定着支援(教育・チェック体制の構築)
- 管理者向け研修、チェックリスト整備、運用レビュー等を通じて、リスクを継続的に点検できる体制づくりをご支援します。
行政対応・外部対応の支援(必要に応じて)
- 労働基準監督署対応や内部通報対応等について、状況に応じた論点整理と実務支援を行います。
スポーツクラブ向け 労務監査(労務DD/リスク診断)支援の流れ(一例)
労務監査(労務DD/リスク診断)は、クラブの体制、現場負荷、既存ルール、優先順位によって最適な進め方が変わりますため、あくまで一例となります。
Step 1 初期ヒアリング
クラブの運営状況、体制、対象範囲(選手・スタッフ等)、課題感をヒアリングし、スコープと進め方を整理します。
Step 2 資料収集・現状整理
規程類、契約書、勤怠・賃金資料、届出書類等を収集し、運用実態を整理します。必要に応じて関係者への追加ヒアリングを行います。
Step 3 リスク診断・ギャップ分析
論点ごとに、法令・実務観点からリスクを評価し、優先度(影響度/緊急度)を整理します。
Step 4 改善提案・ロードマップ策定
是正が必要な事項について、改善案、対応手順、役割分担、スケジュールを整理し、実行可能なロードマップに落とし込みます。
Step 5 実行支援・運用定着
規程改定、運用ルール整備、研修実施、チェック体制構築等を通じて、継続的に改善が回る状態を目指します。
RSM汐留パートナーズのスポーツクラブ向け 労務監査(労務DD/リスク診断)支援の特徴
1
スポーツクラブ特有の運営実態(シーズン・遠征・現場稼働等)を踏まえた論点整理が可能
2
社労士等の専門家と連携し、リスク診断から規程・運用整備、定着まで一貫支援
3
税務・会計・法務・IT等の関連領域とも連携し、経営・ガバナンスの観点からも実行支援が可能
RSM汐留パートナーズのワンストップサービス

今後の流れ

担当者
関口 智史 Satoshi Sekiguchi
残間 一文 Kazufumi Zamma
丹波 栄蔵 Eizo Tamba
松本 さやか Sayaka Matsumoto
スポーツクラブ向け 労務監査(労務DD/リスク診断)支援の料金体系
スポーツクラブ向け 労務監査(労務DD/リスク診断)支援の料金体系については想定業務範囲に基づく想定工数から算出した定額方式又はタイムチャージ方式にてお見積をさせていただいております。ご相談事項によっては、定額方式でのご支援が難しい場合もございますが、RSM汐留パートナーズはクライアントのご予算内で費用対効果抜群のサービスをご提供させていただくことをミッションとしています。まずはお気軽に当社コンサルタントまでご相談ください。
