海外進出に関する税務コンサルティング | RSM汐留パートナーズ
海外進出に関する税務コンサルティング
海外進出を行う日本企業は、国際税務や異なる国の税制(海外税務)に直面することがあるでしょう。海外の国々には当然のことながら独自の税法に基づく税務申告の要件、課税範囲、適用税率などがあり、これらの違いを理解し現地法人がこれらを遵守していくことは企業にとって非常に難しいのが現実です。加えて、複数国にまたがりクロスボーダーでビジネスを行う場合、二重課税のリスクが生じる可能性もあります。
日本国内でどんなに優秀な税理士によるチームを組成しても、海外進出に関する税務領域のカバーは難しいと言われます。その理由は、海外の国々の税法を日本の税理士が完璧に理解することはできず、仮に理解をしたとしても海外での実務を経験していないため、すべてを社内で完結することはできないためです。
当社には海外進出に関する税務論点に精通しているコンサルタントが在籍しておりますが、最も重要なポイントは海外に信頼できる専門家であるパートナーを有しているという点です。当社は国際的な会計ネットワークであるRSMインターナショナルに加盟しており、120ヶ国以上の860以上のオフィスに在籍するプロフェッショナルと日々業務を行っています。クライアントが進出する国や地域はほぼ網羅していると自負しております。
RSM汐留パートナーズは、海外進出を考えているクライアントに対し、グローバル・タックス・マネジメントとして、RSMの世界各国の会計事務所と連携して海外進出に関する税務コンサルティングサービスをご提供いたします。
海外進出に関する税務とは?
海外進出に関する税務とは、海外進出に伴って生じる税金についての検討、管理、最適化のことです。実は「国際税務」という言葉が非常にあいまいであり、大きく分けて以下の2つに区分されます。
- 日本の税法に基づいた検討を要する国際税務の領域
- 海外の税法に基づいた検討を要する海外税務の領域
このうち①については、「国際税務コンサルティング」のサービスページにてより詳細に解説をしておりますので合わせてご覧ください。そのため、ここでは➁の海外の税法に基づいた検討を要する海外税務の領域についてご紹介します。
VAT/GSTとその他の間接税
多くの国では、付加価値税(VAT)や物品サービス税(GST)などの間接税が存在します。これらの税は、商品やサービスの販売に関連して発生することが多いです。
税務コンプライアンスと報告義務
海外進出には、その国の税法に準拠した適切な税務申告とコンプライアンスが求められます。これには、利益や所得の申告、税金の納付、関連する書類の提出などが含まれます。
海外税務プランニング
海外での効果的な税務プランニングは、法的な枠組みの中で税負担を最適化することを目的とします。
海外進出に関する税務コンサルティングサービスを利用するメリット
RSM汐留パートナーズが提供する海外進出に関する税務コンサルティングサービスの概要
海外進出に関する税務コンサルティングの流れ
海外進出に関する税務コンサルティングは、依頼いただいた内容によって大きく異なりますが、一般的には以下のような流れにより進めさせていただきます。
Step
01 初期ヒアリング
企業の海外進出関連の税務領域のニーズを明確にし、同時に、現在の税務の状況、海外展開の計画、既存の税務戦略などについてヒアリングします。
Step
02 タックスポジションやコンプライアンスの状況の詳細な分析
海外進出に伴う税務のリスク、移転価格税制のリスク、二重課税の可能性などを詳細に分析します。また、既存の税務コンプライアンスの状況を確認し、問題点を特定します。
Step
03 タックスプランニングの策定
企業の海外進出に伴う税務戦略と置かれている状況に基づき、適切なタックスプランニングを策定します。適宜、税負担を合理的に軽減するための方策の有無についても検討します。
Step
04 具体的な実施計画の作成
提案された方策を実施するための具体的なステップを計画します。戦略を実行するためのスケジュールを確立します。
Step
05 実施とサポート
策定された計画に従い、関連する税務実務を1つずつ実行していきます。実施する中でサポートとアドバイスを提供し、レビューの結果に応じて計画を調整します。
RSM汐留パートナーズの海外進出に関する税務コンサルティングの特徴
クロスボーダー取引・国際税務に関する経験が豊富
クロスボーダー取引や海外進出の増加に伴い、海外進出周りの税務の重要性はますます増加しています。RSM汐留パートナーズではクロスボーダー取引・国際税務に関して豊富な支援実績を有しております。専門性の高い海外進出に関する国際税務分野についてコンサルティングサービスをご提供させていただいており、クライアントから絶大な支持をいただいております。
海外ネットワーク・多言語対応も含めて海外進出に関する税務コンサルティングサービスを提供
RSM汐留パートナーズには英語や中国語が堪能なバイリンガルスタッフが多数在籍しておりますので、英語や中国語を用いて日本企業の海外進出に関する税務コンサルティングが可能です。また、RSM汐留パートナーズは、世界120カ国以上拠点860以上のエリアの会計事務所が加入している国際的なファーム「RSM」に加入しておりますので、国際ネットワークを活用したシームレスなコンサルティングサービスが可能です。
フットワークが軽くスピード感をもった海外進出支援が可能
RSM汐留パートナーズには、フットワークが軽く行動力のある税務コンサルタントが集まっています。日本企業が海外進出するにあたり、機を逃さずビジネスを開始できるようにスピード感をもったご支援をお約束いたします。
今後の流れ
お問い合わせ
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ヒアリング
対面又はオンラインにて、課題やスケジュール、その他ご希望などを広くヒアリングさせて頂きます。
お見積り
ヒアリングさせて頂いた内容を元にお見積りをさせて頂きます。
ご契約
お見積りにご納得頂けましたら、ご契約をさせて頂きます。
業務開始
業務を開始いたします。
海外進出に関する税務コンサルティングの料金体系
海外進出に関する税務コンサルティングの料金体系については想定業務範囲に基づく想定工数から算出した定額方式又はタイムチャージ方式にてお見積をさせていただいております。ご相談事項によっては、定額方式でのご支援が難しい場合もございますが、RSM汐留パートナーズはクライアントのご予算内で費用対効果抜群のサービスをご提供させていただくことをミッションとしています。まずはお気軽に当社コンサルタントまでご相談ください。