就労ビザを自分で申請する場合と行政書士に依頼するメリット・デメリット
2023年7月18日
ここでは、就労ビザの申請を自分で行う場合のメリット・デメリット、就労ビザの申請を(申請取次)行政書士に依頼する場合のメリット・デメリットについて詳しく解説をさせていただきます。なお、正確には「ビザ」と「在留資格」というものは別の意味ですが、当ページでは便宜上、特に区別せずに「ビザ」と表現します。
就労ビザの申請を自分で行う場合のメリット・デメリット
①メリット
就労ビザの申請を会社又は外国人が自分で行う場合のメリットとしては、厳しい言い方かもしれませんが、「行政書士への委託費用がかからない」の1点のみであります。それ以外のメリットはなく、デメリットが大きいと言えます。
②デメリット
就労ビザの申請を会社又は外国人が自分で行う場合のデメリットとしては、例えば以下のような点があげられます。
- 言語の問題でつまずいてしまう。
- ビザ申請の手続きの進捗管理から必要書類の収集まで自分ですべて行わなければならない。
- 出入国在留管理局はとても混みあっているので、自分で行う場合には行政書士に依頼する場合と比較して格段に時間がかかる。
- 行政書士に依頼する場合と比較しビザ取得の成功確率が低くなる可能性が高い。
就労ビザの申請を行政書士に依頼する場合のメリット・デメリット
①メリット
就労ビザの申請を行政書士に依頼する場合のメリットとしては、例えば以下のような点があげられます。
- 言語の問題をクリアできる。
- 作業の代行を依頼でき、ビザ申請の手続きの進捗管理から必要書類の収集の大部分を依頼することができる。
- 出入国在留管理局はとても混みあっており、1回の出頭で2~3時間待つ場合があるが、行政書士に依頼することでこの時間を短縮することがえきる。
- ビザ取得の成功確率を上げられる可能性が高い。
②デメリット
こちらについては自分でビザ申請をするときのメリットの裏返しとなりますが、「行政書士への委託費用がかかる」の1点のみであります。しかしながら、出入国在留管理局での待ち時間や出頭回数の増加に伴う総作業時間、そして、もし不許可となってしまった場合なども考慮し、行政書士に依頼すべきか検討しましょう。