RSMネットワーク、新たな「大西洋横断パートナーシップ」を発足

新年を迎え、RSMネットワークより大きな発表がありました。RSM US、RSM UKをはじめとするメンバーファーム間で、新たな「大西洋横断パートナーシップ(Transatlantic Partnership)」が正式に発足いたしました。

本提携により、米国・英国・カナダ・アイルランドの事業が、エルサルバドルおよびインドのチームとともに緊密に連携することになります。これは、国境を越えた経営体制の統合を意味する画期的な試みです。

昨今の会計業界は、PEファンドによる買収など急激な環境変化の渦中にあります。この前例のないパートナーシップを通じて、私たちは変化の最前線に立ち、クライアントの皆さまへより高い価値を提供するとともに、市場競争力を一層高めていけるものと確信しております。

2026年、そしてその先に向けて期待に胸が膨らむ思いです。今年も変化の激しい一年になるかと存じますが、目の前の課題に一つひとつ真摯に取り組み、全力で邁進いたします。
この新たな体制が生み出す価値を、日本の皆さまへ最大限に還元できるよう努めたいと思います。

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前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)

2026年仕事始め:プロフェッショナルサービスファームとしての生存戦略

本日が仕事始めです。政治やビジネス環境の不確実性が加速する中、「いかに生き残るか」は経営者にとって避けて通れない命題です。2026年のスタートにあたり、改めて私たちの在り方について整理してみました。

私なりに考え得る生存戦略の方向性は、大きく分けて以下の3つに集約されます。

①政治の世界に参入し、ルール形成に関与する
②大資本の企業グループ傘下に入り、庇護を受ける
③社会の変化に左右されない「不変の構造」を構築する

①と②は、自らが「ルールを作る側」に回るか「強者のルールに適応する側」に回るかの選択であり、有力な手段ではあります。しかし、中堅企業の経営者である私にとって、現時点で最も追求すべきは③であると考えます。この「構造による耐性」を学ぶべく、この2年間はMBAで集中的にインプットを続けてきました。

重要なのは、単なる保守的な「守り」ではなく、株価、為替、地政学リスク、技術革新といったあらゆる変数がどう動いても揺るがない設計です。

  • 影響を極力受けない仕組み(リスクの極小化)
  • 影響を受けても他要素で相殺できる仕組み(ポートフォリオの分散)
  • 変化をむしろ追い風に変える仕組み(レジリエンスの強化)

例えば、1ドル=250円という極端な円安下でも外貨収入で中立化を図る、あるいは特定の地域に依存せず地政学リスクを分散するといった「事業上の多角化」です。これは単なる経営戦略ではなく、従業員の雇用を守るという経営者としての「責務」であると考えています。

短期的な合理性だけを追うのではなく、環境が激変しても「この会社は生き残る」と言い切れる状態をつくること。人材流動化が進む現代において、こうした「大家族経営」的な発想は古く見えるかもしれません。しかし、長期で人を預かる覚悟なしに、持続可能な組織は成り立たないと信じています。

プロフェッショナルサービスファームとして変化し続ける世界に必要とされ続けるために、2026年も広い視野を持ち、思考を止めることなく邁進してまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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