多様な価値観を包摂する組織づくり

私たちの組織には、多様な国籍や文化的背景、そして異なる信条や宗教を持つメンバーが集まっています。一人ひとりが異なる価値観を抱きながら、日々、共に働き、共に時間を重ねています。だからこそ、組織を預かる立場として、誰か一人の価値観や考え方が過度に前面に出ることで、他の誰かが居心地の悪さを感じることのないよう、常に意識していたいと思っています。

経営者や有資格者という立場には、時に強い信念や判断軸が求められます。迷いや不確実性のある環境下でも、自らの考えに基づいて意思決定し、進むべき方向を示していくことは大切です。しかし、だからといって自身の意見や信条を他者に押しつけることがあってはならないと、自戒を込めて思っています。信念を持つことと、それを周囲に強いることは、決して同じではありません。

経営者や難関資格者は、不確実な環境下にあっても、比較的、自らの歩みをコントロールできる立場にあります。しかし、すべてのスタッフが同じ状況にあるわけではありません。もちろん、一人ひとりがどこでも活躍できるスキルを身につけられるよう、自己研鑽を促す仕組みづくりには尽力しています。それでも、立場による心理的な安全性の違いには常に無自覚ではいられないと感じています。

経営者個人が信条や宗教的な背景を持つこと自体は、極めて自然なことです。人は誰しも、自分なりの価値観や人生観に支えられて生きています。しかし、それを声高に発信するのではなく、むしろ多様な価値観を包摂し、すべての人が安心して力を発揮できる環境を整えることの方が、組織においてはより重要だと考えています。それは、多様性を「同じにすること」ではなく、「違いを持ったまま尊重し合える状態」をつくることでもあります。そして、そのような環境をつくり続けることこそが、リーダーとしての真の責任ではないでしょうか。

社会がどのように変化しようとも、一喜一憂せず、流されることなく、関わる人々の人生を少しでも豊かにする。その一点を、これからも揺るぎない指針として大切にしていきたいと思います。

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一人士業の魅力と、持続可能な事務所のかたち

「一人士業の事務所」のあり方について考えてみました。もし私がもう一度独立するとしたら、次は「一人士業」という形態を選ぶかもしれません。実際には生涯をかけてRSMの日本代表を務め、RSMと共に歩んでいく決意ですので、あくまで仮定の話ではありますが(笑)。

私見ですが、一人士業の定義とは「完全に一人」であるか、あるいは「フルタイムの有資格者は所長一人で、数名のスタッフを雇用して運営している」状態を指すのではないかと考えています。

完全に一人で実務を行う道は、雇用の苦労や責任から解放される生き方です。これはまさに「自由な経営」と言えるでしょう。信頼できる外部協力者と連携しながら、目の前のお客様に全力で向き合うことができます。

一方で、自分の目が届く範囲でスタッフを採用するという考え方もあります。規模としては10名程度、売上高でいえば1億円前後が一つの目安でしょうか。 実際、契約・請求事務、入金確認、記帳、給与計算、書類作成といった業務を分業化したほうが、事務所全体の生産性は向上しますし、その枠組みの中で全員が豊かになれます。

例えるなら、所長は獲物を捉える「狩猟民族」であり、スタッフはお米を育てる「農耕民族」。お肉とご飯の組み合わせが最高であるように、この両者が揃うことで、非常にバランスの良い組織となります。

しかし、有資格者が複数になり法人化が進むと、時に揉め事が生じることもあります。本人だけでなくスタッフもストレスを抱えてしまい、結果として組織を解散し、個人事務所に戻っていかれた方を私は多く見てきました。

「私がいなくなればこの事務所は解散するか、どこかに合流する」という前提をあらかじめスタッフと共有しておく。これもまた、一つの「サステナブル(持続可能)な形」かもしれません。その方針を理解した上で入所していただくということです。

この規模を超えて拡大を目指すなら、それはもはや「士業」というより「経営者」の領域です。世の素晴らしい経営者たちと同じ土俵で競い、スタッフもまたリーダーとしての背中を期待する。そこには、厳しくも刺激的な世界が広がっています。

一人士業は、時に孤独や寂しさを感じることもあるでしょう。しかし、そのスタイルが性に合っている人にとっては、まるで「タレント」のように自分自身を軸とした職業人生を歩める、とても素敵な選択肢だと思うのです。

大切なのは規模の追求ではなく、自分が納得できる「あり方」でいられるかどうか。一人ひとりの士業が自分らしく輝ける場所を見つけられることを、心から願っています。

 

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成長途上ならではのRSM Japanの魅力

RSMはグローバルの規模に対して、RSM Japan(RSM汐留&清和)は規模も歴史も、世界と比べればまだ発展途上だと言わざるを得ません。日本におけるRSMは、これからさらに存在感を高めていく段階にあり、まさに成長の途中にある組織だと思います。

しかし、だからこそ面白いのです。完成された組織に合流するのではなく、これから伸びていく組織を、自分たちの手で形づくっていける余白があります。すでに整いきった環境では味わえない、試行錯誤しながら未来をつくっていく実感がある。そこに、日本のRSMならではの醍醐味があると感じています。

入社したばかりのメンバーがこんなことを言ってくれました。「海外が大きいのに日本がまだ小さいのは、ものすごいチャンスですよね!伸びしろしかないじゃないですか!だから応募したんです!」

この言葉は本当に嬉しかったですし、私自身もまったく同じ想いでRSM汐留パートナーズを率いています。グローバルの看板や基盤は確かに心強いですし、それ自体が大きな強みであることは間違いありません。しかし、日本の成長は“誰かが用意してくれるもの”ではなく、私たち自身が一つひとつ積み上げてつくっていくものだと思っています。だからこそ、そのプロセスに主体的に関われることに、大きな価値があるのです。

正直、この「ギャップの魅力」をお伝えしても、すぐにはピンとこない方もいらっしゃいます。安定や完成度を求める方にとっては、まだ整っていない部分や、これからつくっていく余地があることに、不安を感じるかもしれません。けれど、この面白さがわかる方には、きっと強烈に刺さるはずです。「今、ここから一緒に歴史をつくれる」。その手触りを持てる環境は、実はそう多くありません。

グローバルな巨人を背景に、日本でベンチャーする。大きなネットワークと、成長途上のフィールドならではのダイナミズム。その両方を同時に味わえるのが、いまのRSM Japanです。そしてこの環境こそが、挑戦したい人にとって、他にはない魅力になるのではないかと思っています。

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「人が資本」の経営で見誤ってはいけないこと

お金はもちろん大切です。会社を経営する以上、利益を生み続ける必要がありますし、健全な経営のためには収益性から目を背けることもできません。ですが、「個人の財」を必要以上に、あるいは貢献以上に増やそうとするような強い執着を持って経営に臨む人とは、正直うまくやっていけない。これは、これまでの私自身の経験を通じて強く感じてきたことです。

なぜなら、私たちのような「人が資本」のビジネスにおいて、お金そのものを目的にした瞬間、従業員の給与が単なる「コスト」に見えてしまうからです。 本来、従業員はともに価値を生み出す大切な仲間であるはずなのに、見方を誤れば、利益を削る邪魔な存在のように映ってしまうことさえあります。そうなってしまえば、どれほど立派な理念を掲げても、どれほど美しいビジョンを語っても、その土台は少しずつ崩れていってしまいます。

私は、利益とは理念を貫いた結果であり、決して最初に置くべき目的ではないと考えています。理念を大切にし、信頼を積み重ね、従業員とその家族、顧客、そして地域社会に価値を提供し続けた先に、結果として利益がついてくるのだと思います。会社にとって利益は確かに不可欠です。しかし、その順番を取り違えた瞬間に、会社は数字を追うだけの存在となり、少しずつ魂を失っていくのではないでしょうか。こうして考えると経営というものは、理念と利益の両立を追求する「永遠の挑戦」ですね。深くて難しいテーマです。

それでも、私はお金のためではなく、理念のために会社を経営したいと思います。そして、その理念に共感してくれる仲間とともに、長く誇れる会社を築いていきたいです。結局のところ、お金よりも大切なこの「信頼」を守るために、私は経営をしているのかもしれません。

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誰に見られていなくても、誇れる振る舞いを

先日、親しくしているイギリス人の会計士とランチをご一緒しました。彼は日本在住1年半ほどで、日本人の奥様がいらっしゃり、日本と海外の双方を客観的かつフラットに比較できる視点を持っている方です。そのため、日々の何気ない出来事に対する見方にも、私たち日本人とは少し異なる気づきがあるように感じました。

その席で「日本で違和感を覚えることはある?」と尋ねたところ、はっとさせられる指摘がありました。それは、「日本人は店員や清掃員、タクシーの運転手など、二度と会わないかもしれない相手に対して、意外なほど冷たく、時に無礼に見えることがある」というものです。身近な場面の話だからこそ、その言葉は強く印象に残りました。

たとえば、横断歩道を渡ろうとする歩行者に対する車の対応や、道路上での強引な追い越しなど、日常の中には「無意識の冷たさ」が潜んでいるのかもしれません。世界的には「穏やかで親切」というイメージが強い日本人ですが、確かに言われてみると、私自身も思い当たる節がないとは言えません。表面的には礼儀正しく見えても、相手との関係性によって無意識に態度が変わってしまうことは、誰にでもあるのかもしれないと感じました。

「お天道様が見ている」という価値観があるからこそ、日本人は誠実なのだとどこかで信じていました。しかし一方で、その前提に安心し、無自覚のうちに甘えていた部分もあったのかもしれません。この機会に、どんな相手に対しても丁寧で敬意ある振る舞いを当たり前にできるよう、自分自身の行動を見つめ直したいと感じました。

どこで見られていても、あるいは誰にも見られていなくても。自分自身の心に誇れる振る舞いを積み重ねていこうと決意しました。

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マルタ訪問を通じて感じた、日本・マルタ間の新たな可能性

先月、マルタ共和国にてRSM Maltaのマネージングパートナー、Karen Spiteri Bailey氏とお会いしました。日本・マルタ間の成長戦略やサービス品質の向上、さらにはグローバル市場におけるプレゼンス強化に向け、多角的な意見交換をさせていただきました。そして、現地のチームメンバーとも直接交流し、RSM JapanとRSM Malta間の連携をさらに強化しました。今回の交流は、RSMグローバルネットワークにおける連携の可能性、マルタが持つアドバイザリー拠点としての重要性を再認識するよい機会となりました。

また、マルタ商工会議所では、同会議所メンバーや英語教育・TEFL分野の関係者との会合に出席しました。マルタの優れた教育環境を活かしたエグゼクティブ向けプログラムや専門能力開発、国際的なイマージョン学習の機会に加え、日本・マルタ間における若者の交流やワーキングホリデーの可能性についても議論を深めることができ、大変有意義な時間となりました。

日本とマルタは国交樹立60周年という節目を迎えました。EU加盟国としての機動力、英語環境、そして多様な人材というこの国の強みは、日本企業にとっても多くの示唆に富んでいます。

特に印象的だったのは、「パスポート=移動の自由」に留まらず、「どの経済圏に属するか」が個人や企業の選択肢を劇的に広げるという視点です。EUという枠組みの中でビジネスを展開する意義を、改めて実感できました。

グローバル展開が前提となる時代において、地理的条件や制度をどう戦略的に捉えるか。日本国内に留まっていては見えにくい視点を、現地の体験を通じて得ることができました。この知見を今後の自社戦略やクライアント支援に最大限に活かしてまいります。

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2026年度 RSM汐留パートナーズ 入社式

先日、新卒社員を含む12名が新たに仲間入りし、入社式を執り行いました。RSM汐留パートナーズは4月1日をもって創業19年目を迎え、今年度は過去最多の新卒社員を迎えることとなりました。こうして新たな仲間を迎えられたことを、非常に嬉しく、また感慨深く感じています。

今回入社した新卒メンバーのうち2名は外国籍で、全員が英語を活かした業務に強い意欲を持っています。また、公認会計士や税理士、USCPAを目指しているメンバーもおり、それぞれが明確な目標を持ってスタートラインに立っていることを非常に頼もしく感じています。これから多くの経験を重ねる中で、一人ひとりが自分の強みを磨き、活躍の場を広げていってくれることを今から楽しみにしています。

私からは新入社員に向けて、今後の成長への期待とともに、3つの経営理念の1つである「従業員とその家族を大切にする」という考えについて、その背景や想いを交えてお話ししました。仕事は人生の大切な一部ではありますが、仕事だけで成り立つものではありません。だからこそ、本人だけでなく、その周囲にいる大切な人たちも含めて支えていける組織でありたいと考えています。

自己紹介と抱負の発表では、一人ひとりが目標や意気込みを語ってくれました。限られた時間ではありましたが、その言葉の端々から個性や前向きな姿勢が伝わってきて、とても印象に残る時間となりました。これから同じ組織でともに働いていく仲間として、それぞれがどのように成長し、どのような価値を生み出していくのか、ますます楽しみになりました。

一方で、彼らの期待に応えられる組織であり続けなければならないというプレッシャーも感じています。ただ、私自身、こうした刺激は嫌いではありません。新しい仲間を迎えるたびに、組織としての責任や可能性を改めて意識させられますし、それは経営にとって非常に大きな原動力でもあります。テクノロジーをフル活用し、変化の主導権を握る経営を推進してまいります。

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RSM汐留パートナーズ株式会社創業18周年

RSM汐留パートナーズ株式会社は、本日で創業18周年を迎えました。2008年に産声を上げてから、18年。振り返れば、決して平坦な道のりではありませんでしたが、多くのお客様、パートナーの皆様、そして共に歩んできたメンバーに支えられ、今日という節目の日を迎えることができました。心より感謝申し上げます。

創業当初は、小さな一歩からのスタートでした。ですが、ワンストップサービスでクライアントの課題解決に本気で向き合うという姿勢だけは、今も変わらず大切にしています。会計・税務・人事・労務・法務等を中心に、時代の変化とともにサービスの幅を広げながら、私たちは常に進化を続けてきました。

この18年間で、社会やビジネス環境は大きく変化しました。テクノロジーの進展、グローバル化の加速、そして近年ではAIの急速な発展など、我々を取り巻く環境は目まぐるしく変わっています。その中で、私たちに求められる役割もまた、より高度で多様なものへと変わってきました。従来の専門性だけでは十分ではなく、複雑化する課題に対して柔軟かつ実践的に応えていくことが、これまで以上に求められていると認識しています。

だからこそ、私たちはこれからも「変化に適応する」のではなく、「変化を先取りし、価値を提供する存在」であり続けたいと考えています。専門家としての知見に加え、テクノロジーや国際的な視点を取り入れながら、お客様にとって本質的な価値とは何かを追求し続けていきます。変化の先にある成長や発展まで見据えた支援ができる存在でありたいと考えています。

18歳は、人でいえば成人を迎える節目です。責任と自立が求められる一方で、無限の可能性が広がる年齢でもあります。RSM汐留パートナーズもまた、これまでの歩みを礎にしながら、新たな挑戦へと踏み出していくフェーズに入りました。これまで培ってきた経験や信頼を大切にしながら、さらにその先の未来を見据えて、新しい価値の創出に取り組んでまいります。

これからの10年、20年に向けて、より一層社会に貢献できる存在となるべく、メンバー一同、引き続き努力してまいります。これまで支えてくださったすべての皆様への感謝を胸に、今後も誠実に、一歩一歩前進してまいります。今後とも、RSM汐留パートナーズをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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加速する会計事務所のロールアップ買収:グローバルトレンドと戦略的選択肢

2015年から2025年にかけて、世界では177件のプラットフォーム投資を端緒に875件のロールアップ買収が行われ、累計1,052件の会計事務所取引に波及しています。現在、会計業界ではPE主導による業界再編が着実に進み、その動きは年々存在感を増している状況です。

この潮流は米国や英国を中心に広がってきましたが、足元では欧州、豪州、さらには新興国を含む多国間へと波及しています。先日、懇意にさせていただいている経営者の方との情報交換の中で、日本市場における同様の打診についても伺いました。具体的な進展には至らなかったようですが、PEがどのようなスキームで参入を画策しているのか、その動向を把握しておくことは極めて重要だと感じます。

プロフェッショナルファームの成長を考えるうえで、外部資本の活用は今や一つの現実的な選択肢になりつつあります。もちろん、すべての法人に適した手段であるとは限りませんが、こうした世界的なトレンドを正しく理解し、自らの経営のあり方と照らし合わせて捉えることは、今後の経営戦略を構築する上で欠かせない要素と言えるでしょう。

一方で、急進的な利益追求の影で、不正やハラスメントが社会問題化している現実も見過ごすことはできません。成長のスピードや規模だけが評価されるのではなく、その過程において組織の健全性や倫理観が保たれているかどうかも、これまで以上に問われる時代になっているように思います。単なる数字上の成長にとどまらず、ステイクホルダー全員のウェルビーイングが確保された、真に健全な業界の発展を願ってやみません。

資本の力と人の心が調和する、新しい時代のプロフェッショナルファームのあり方を、これからも丁寧に模索し続けていきたいと考えています。

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意思決定の解像度が変わる。MBAで得た「経営の視座」

働きながらMBAに通って一番良かったこと。それは、公認会計士・税理士としての「士業の視点」に、「経営者としての視点」を掛け合わせることができた点にあります。

財務や税務という武器に、戦略、組織、マーケティング、リーダーシップといった経営のフレームワークが加わったことで、意思決定の解像度が大きく上がりました。2年間、必死に食らいついて海外のトレンドやESG、ファミリービジネスなども学びました。正直、車が買えるくらいの投資でしたが、海外MBAに比べれば安価ですし、それ以上のリターンがあったと感じています。

最近、知人の税理士がKBS(慶応ビジネススクール)に、部下がWBS(早稲田ビジネススクール)に合格しました。これは本当に嬉しいことです。MBAは「誰と学ぶか、誰から学ぶか」がとても大事。仕事と勉強の往復は簡単ではありませんが、あの時踏ん張ったからこそ、今の自分があります。

ESG、国際、AIなど、経営課題はますます複雑になる昨今ですが、大きな責務こそ成長のチャンスになります。「あの人には専門知識では勝てない」と思うような、キレキレの同業者は世の中にたくさんいます。しかし、専門性だけで勝負し続けるのは、クライアントのレベルが上がるほど難しくなるのも事実。

だからこそ、教育やチームビルディング、あるいは「経営者の良き理解者」といった、少し違う領域で自分の価値を出したい人にとって、MBAは最高の選択肢になります。私自身も、かつては同じ悩みを持っていました。

監査法人や中小企業向けの事務所にいると、大企業の人との繋がりは限定的になりがちです。MBAに行けば、一流企業のリーダー候補たちと最高の関係が築けます。これは一生の宝物です。これからもおすすめしていきたいと思います。

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