相談事例 【相談事例】戸籍の収集と預貯金の解約手続き
ご相談内容
※ご相談内容については、実際のものと内容を一部変更しております。
渋谷区にお住まいのAさんは、数ヶ月前にお父様が亡くなられて、その相続財産は不動産と預貯金、証券という状況でした。
Aさんには兄弟が他に2名おられ、相続手続きの任せられる部分は全て当社に任せたいとのご希望でお問い合わせをいただきました。
戸籍の収集
相続手続きに必要となる戸籍、除籍、改正原戸籍、住民票、戸籍の附票を当社にて収集しました。
相続人様分も含めて、7つの市区町村役場から取り寄せしました。
遺産分割協議書の作成
相続財産とその分配方法をヒアリングして、遺産分割協議書を作成しました。
Aさんのケースでは、相続財産の調査も、相続人様での分配案の話し合いも既に終わっており、スムーズに行うことができました。
相続登記(不動産の名義変更)
お父様の所有されていた不動産の登記につき、承継された相続人様へ名義変更の手続きを行いました。
もちろん、戸籍や遺産分割協議書、印鑑証明書などは原本を法務局から還付し、権利証や登記簿謄本も回収します。
三井住友銀行の口座解約
お父様の預貯金が三井住友銀行の渋谷支店の口座にあり、お父様が亡くなったことにより凍結されていましたので、その口座解約手続きをしました。
口座解約後、その預貯金は承継した相続人様の口座へ振り込まれました。
カブドットコム証券の口座解約
お父様はカブドットコム証券株式会社にも口座を所有されていましたので、その解約手続きも行いました。
解約後の金銭は、三井住友銀行の預貯金同様に、承継した相続人様の口座へ振り込まれました。
ご用意いただいたもの
本件の相続手続きにおいて、相続人様にご用意いただいたものは、
- ご実印
- 印鑑証明書
- 相続財産の分かるもの
だけです。
司法書士には、多くの相続手続きをお任せいただくことができます。
この記事の著者
司法書士
石川宗徳
1982年4月生まれ。早稲田大学法学部卒業。
司法書士。東京司法書士会所属
(会員番号:7210、簡易裁判所代理業務認定番号:801263)
2009年から司法書士業界に入り、不動産登記に強い事務所、商業登記・会社法に強い事務所、債務整理に強い事務所でそれぞれ専門性の高い経験を積む。
2015年8月に独立開業。2016年に汐留パートナーズグループに参画し、汐留司法書士事務所所長に就任。会社法及び商業登記に精通し、これまでに多数の法人登記経験をもつ。
また不動産登記や相続関連業務にも明るく、汐留パートナーズグループのクライアントに対し法的な側面からのソリューションを提供し、数多くの業務を担当している。