ガーナ進出コンサルティング | RSM汐留パートナーズ

ガーナは、1983年以降の構造調整により、平均5%のGDP成長率を達成し、アフリカの「優等生」と評されていました。その後、主要輸出品である金やカカオの国際価格低迷等により、一時的に経済は悪化しましたが、2010年以降、原油の商業生産開始等により、再び著しい経済成長を遂げています。未だ地域格差の存在やインフラ整備などの課題も多いガーナですが、その豊富な資源、民主的で政治社会的に安定している点、外資誘致のための種々の優遇措置など進出メリットも多く、今後のアフリカ市場進出のハブとしてガーナを選択し、進出する企業は増えるでしょう。

RSM汐留パートナーズでは、ガーナに事業進出するための、スキーム検討、会社設立、ビザ手続、会計税務、給与計算、社会保険事務手続、各種法律相談等に関してワンストップで海外進出コンサルティングを行っています。

ガーナの基本情報

ガーナの税制ポイント

ガーナの課税年度は暦年（即ち、1月から12月）となります。会計年度については、会社や個人事業主は選択することができます。ガーナに居住する会社は、国内外で得た所得に対して所得税を支払う義務があります。外国税額控除は国内での税額控除として認められています。非居住会社はガーナ源泉の所得に対してのみ課税されます。恒久的施設と見なされる会社は、すべての源泉の課税所得に対して税金を支払う義務があります。課税標準は会社の利益です。税法によって利益は課税所得へと調整されます。本国へ送金された支店利益は、8%の税率にて課税されます。

キャピタルゲインや会社に対する贈与に対して、個別の税率はありません。資産の実現利益は、税務上、法人所得に含められます。一方で、個人は15%の税率を選択できます。商品やサービスの国内生産や輸入はVATの対象となります。VATの登録及び請求には、200,000GHSの年間所得を有する事業が必要です。免税品を扱う場合は、登録義務はありません。商品（卸売及び小売）に対する税率は固定税率3%とされています。その他の供給に対するVATは15%です。15%のVATと並行して2.5%の国民健康保険の徴収があります。

移転価格税制は関連当事者取引に適用されます。租税条約や免除規定を条件として、ガーナ居住会社と非居住会社との間の取引に対する支払は、様々な源泉税率が適用されます。適用可能な免除規定を条件として、居住者はガーナ国内外で獲得した所得（現金や現物）に対して課税されます。非居住者はガーナ源泉の所得に対してのみ課税されます。法定年金及び任意年金の控除は、給与に対して適用されます。ガーナには、富裕税や相続税はありません。但し、地方自治体によって固定資産税が課されます。

ガーナ進出コンサルティングサービス

RSMメンバーファームは総力を結集しクライアントのガーナ進出をサポートいたします。

保証業務

法定監査業務/財務諸表編纂及びレビュー業務/内部監査業務/内部統制評価業務/会計助言業務/年金制度報告監査業務/IFRS関連業務/US GAAP関連業務

税務業務

タックス・コンプライアンス業務/従業員転勤関連業務/間接税・VAT・売上税関連業務/税務コンサルティング業務/税務デューデリジェンス業務/税務調査/税務訴訟対応業務/国際税務業務/移転価格税制関連業務/税務ストラクチャー構築支援業務/個人資産総合設計管理業務/関税関連業務

アドバイザリー業務

サーバーセキュリティ/情報保護業務/犯罪・不正関連業務/ITコンサルティング業務/経営コンサルティング業務/リストラ・債務整理業務/リスク助言業務

ビジネスソリューション業務

記帳業務/給与計算業務/会計システム導入業務/経営者への報告業務/財務分析業務/データマイニング業務/法人設立業務/会社秘書役業務/事業清算業務/エグゼクティブサーチ業務/セキュリティ・ペネトレーション業務

グローバルセクター及び産業

RSMは法的に独立した世界中の事務所によって構成されるファミリーであり、複雑に変化していく事業環境に適切に対応し、品質・誠実性・透明性の確立を共にコミットしているネットワークです。私たちは、チームワークと信頼、そしてクライアントの経営環境とビジネスに対する深い理解をベースとした長期間にわたる信頼関係及びブランディングに重きを置いています。

RSM Internationalは、高い品質の監査業務、会計業務、税務業務及びビジネスアドバイザリー業務を国内外のクライアントに提供しています。

グローバルセクター

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