エジプト進出コンサルティング | RSM汐留パートナーズ

エジプトは、アフリカ第3位のGDPを有し、BRICsの次に経済発展が期待されるNEXT11の一員でもあり、着実に経済成長を続けています。「中東・アフリカ・欧州への玄関口」と呼ばれる好立地にあり、紅海と地中海、即ち、欧州とアジアを結ぶ大動脈であるスエズ運河を有し、地理的に非常に恵まれた国です。また人口ボーナス期にあり、英語力や高い技術を有する若い労働力が豊富であることも、進出企業にとって大きなメリットといえます。未だ治安の改善や消費マーケットの拡大といった種々の課題はありますが、各種投資保護や税制優遇措置もあり、多くの進出企業にとって、魅力も大きい国といえます。

RSM汐留パートナーズでは、エジプトに事業進出するための、スキーム検討、会社設立、ビザ手続、会計税務、給与計算、社会保険事務手続、各種法律相談等に関してワンストップで海外進出コンサルティングを行っています。

エジプトの基本情報

エジプトの税制ポイント

エジプト居住会社は、国外の恒久的施設から生じた利益を除いて、その全世界所得に対して課税されます。非居住会社はエジプト源泉の所得に対してのみ課税されます。居住者や非居住者に支払われる配当は源泉税の対象にはなりません。会社や個人は、居住会社から受け取った配当には課税されませんが、非居住会社からの配当やその他の支払に対しては課税されます。

外国源泉の所得に対する二重課税の軽減のため、税額控除が利用可能です。その税額控除は、関係する外国所得に対して支払われるエジプトでの税金額を上限として適用できます。

関係会社の請求利率及び負債資本比率に基づいて、利息の損金算入を制限する規定があります。移転価格規制は独立会社間取引の原則に基づいています。事前確認制度を利用できます。

国内税法では、非居住者に対する利息やロイヤリティの支払に対しては、20%の源泉税が規定されています。各国との二重課税防止条約により、適用される源泉税率は軽減されることがあります。免税対象を除き、全ての商品やサービスの提供及び輸入に対して、VATが課されます。2017年7月1日よりVATの基本税率は14%とされています。居住者はその全世界所得に対して所得税が課されますが、非居住者はエジプト源泉の所得に対して課税されます。

エジプト進出コンサルティングサービス

RSMメンバーファームは総力を結集しクライアントのエジプト進出をサポートいたします。

保証業務

法定監査業務/財務諸表編纂及びレビュー業務/内部監査業務/内部統制評価業務/会計助言業務/年金制度報告監査業務/IFRS関連業務/US GAAP関連業務

税務業務

タックス・コンプライアンス業務/従業員転勤関連業務/間接税・VAT・売上税関連業務/税務コンサルティング業務/税務デューデリジェンス業務/税務調査/税務訴訟対応業務/国際税務業務/移転価格税制関連業務/税務ストラクチャー構築支援業務/個人資産総合設計管理業務/関税関連業務

アドバイザリー業務

サーバーセキュリティ/情報保護業務/犯罪・不正関連業務/ITコンサルティング業務/経営コンサルティング業務/リストラ・債務整理業務/リスク助言業務

ビジネスソリューション業務

記帳業務/給与計算業務/会計システム導入業務/経営者への報告業務/財務分析業務/データマイニング業務/法人設立業務/会社秘書役業務/事業清算業務/エグゼクティブサーチ業務/セキュリティ・ペネトレーション業務

グローバルセクター及び産業

RSMは法的に独立した世界中の事務所によって構成されるファミリーであり、複雑に変化していく事業環境に適切に対応し、品質・誠実性・透明性の確立を共にコミットしているネットワークです。私たちは、チームワークと信頼、そしてクライアントの経営環境とビジネスに対する深い理解をベースとした長期間にわたる信頼関係及びブランディングに重きを置いています。

RSM Internationalは、高い品質の監査業務、会計業務、税務業務及びビジネスアドバイザリー業務を国内外のクライアントに提供しています。

グローバルセクター

自動車/建設/飲食/財団・慈善団体/政府・パブリックセクター/ヘルスケア/ホテル・観光・レジャー/保険/製造/鉱業/石油・ガス/プロフェッショナル・サービス/不動産/小売/技術・メディア・通信/輸送・物流