2018年新年初心に返って③過去を建設的なものにする方法
過去を建設的なものにする方法は、天下広しといえどもただ1つしかない。過去の失敗を冷静に分析して何かの足しにするか、あとは忘れることだ。(D.カーネギー)。
皆様2017年色々なことがあったと思います。良いことが多かった人、悪いことが多かった人。2018年気持ち新たにと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ぜひ過去の失敗を悔やんで悩み続けるのはやめましょう。覆水盆に返らず。
不注意でミルクをこぼしてしまったとしても、その不注意をどんなに嘆いて自分の至らなさに後悔して反省しても、こぼれたミルクは一滴たりとも戻ってくることはありません。税理士試験・社労士試験・行政書士試験で不合格となってしまった方も、不合格となってしまった自分の頑張りの足らなさにどんなに後悔しても、結果が不合格であることは変わりませんし、諦めない限り同じ試験を再び受けるため受験勉強がスタートすることは変わりありません。
なぜ失敗したのかの分析はとても重要です。でもそれを超えていたずらにくよくよしても仕方ありません。この場合の正解は悩むことではなく、落ちたその日から次の試験に向けて勉強をすることだけなのです。あとその過去の失敗はいったん忘れることです。
くよくよ悩まず、しかるべき人に相談して、心穏やかに毎日を過ごしてまいりましょう。悩みは本当に恐ろしく、それが習慣になってしまうと連鎖的に悩みが増え、ストレスがどんどん蓄積してしまいます。カーネギー流の6つの習慣を取り入れてみてください。私は1日寝てしまうと基本的にすぐリセットできるので無意識にこれをできている気がしますが、おすすめです。
悩むクセをなくす6つの習慣
①常に忙しく活動する
仕事でも趣味でも勉強でも、悩む暇がなくなるくらい忙しく活動する。
②小さなことにくよくよしない
つまらないことはさっさと忘れる。小さなことに悩むのは人生の貴重な時間の無駄遣いと考える。
③「その不安が的中する確率は?」と自問する
冷静に考えてみると多くの場合取り越し苦労であると気づく。
④避けられない運命には従う
自分の力ではどうにもならない出来事に悩むのはエネルギーの無駄である。
⑤気持ちの切り替え時を自分で決める
悩みの対象事象の重要性を冷静に判断して、どこまで考えるべきか決める。
⑥過去の失敗で後悔しない
教訓にするか、わすれてしまうべきである。
常に最悪の事態を想定することですね。自分もお仕事で色々なことがありますが、例えば起こりうる最悪の事態「命を取られる」「逮捕される」「破産する」などを考えてから、もう一度現在の事案に向き合うと、どの事案も大したことではないんですよね。ちょっとオーバーでしょうか(笑)是非無駄に悩まず歩んでまいりましょう。いつでも相談にのります!