AI時代に求められるプロフェッショナルの価値

最近強く思うのは、人間にしか生み出せない価値、例えば信頼関係、仕事を楽しむ姿勢、家族や仲間を大切にする文化と、自己研鑽をどう両立させていくかが、これからのプロフェッショナルにとって重要になるということです。単に成果を出すだけではなく、どのような関係性の中で価値を生み出していくのか、どのような姿勢で日々の仕事に向き合うのかといった点が、これまで以上に問われる時代になっていくのではないかと感じています。

AIの得意領域は確実に広がっていますが、だからこそ人が価値を発揮できる領域はより鮮明になっていくでしょう。情報処理の速さや正確性、一定のパターン化された業務においては、今後さらにAIの優位性が高まっていくはずです。逆に、AIと競合する能力で勝負しようとすることは、危険だとも感じています。人が無理にAIの土俵に上がるのではなく、人にしか担えない価値を磨いていくことの重要性は、これから一段と高まっていくのではないでしょうか。

抽象的な表現になりますが、相手と信頼を築く力、意図を汲み取る力、チームを前に進める力といった「ソフトスキル」の重要性は、今後ますます高まっていくはずです。加えて、目の前の相手が何を求め、何に悩み、何を期待しているのかを丁寧に感じ取りながら、適切な形で応えていく力も、より一層求められていくように思います。採用においても、学歴や職歴だけで判断するのではなく、決して妥協せずにその本質を見極めたいと考えています。

効率を追い求めるだけでなく、「誰と働くか」「どういう気持ちで仕事をするか」という人間的な側面を大切にしながら、AI時代のプロフェッショナル像を模索していきたい。それこそ「この人と一緒に飯を食いたいか」という、人柄を重視する視点も大切にしたいです。どれだけ能力が高くても、信頼できない相手とは長く良い仕事はできませんし、逆に人としての温かさや誠実さを備えた人とは、困難な局面も前向きに乗り越えていけるものだと思います。だからこそ、能力だけでは測れない人間的な魅力や、一緒に働く意味のようなものを、これからも大切にしていきたいです。

世界中の超優秀な層が様々な工夫をしながら、大幅リストラなどに踏み切っている現状を見ると、やはり「資格」が「信頼」を支える土台になると強く実感します。もちろん資格が全てではありませんが、それでも一定の専門性や覚悟を社会に対して示すものとして、大きな意味を持ち続けるはずです。

人にしか生み出せない価値がますます重要になる時代だからこそ、高い専門性と豊かな人間性を兼ね備えたプロフェッショナルが活躍する我々の業界には、大きな魅力と可能性があると感じています。これからも、難関資格への挑戦を通じて未来を切り拓こうとする人たちを、心から応援していきたいと思います。

Share:
前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)
Scroll to Top