国際ビジネスを支える専門家ネットワークの構築と信頼関係の重要性
- 2026.11.05
- ビジネスの話
ここ3年ほどの歩みを振り返ると、本当に多くの国々でRSMのメンバーファームと、国境を越えた強固な信頼関係を築き上げることができたと深く実感しています。交流を深める中で、現地の会計士はもちろんのこと、彼らとの繋がりからご紹介いただく弁護士や不動産会社といった周辺領域のプロフェッショナルたちとも、関わりが持てるようになりました。「この国での案件なら、この方に相談すれば絶対に大丈夫だ」と心から確信できるネットワークが、一歩一歩、確実に広がっています。
しかしその一方で、昨今の激しい経済環境の変化で、急激に進行した大幅な円安に加え、世界的なインフレも伴ってらゆるサービス価格が高騰しています。私たちが手掛ける国際ビジネスの展開支援、海外不動産、海外移住の手続き、そして国境をまたぐ国際相続といった領域では、現地の高度な専門知識が不可欠で、それに伴う専門家コストは、想像以上に重くなってきています。
そのため、正直なところ、十分な予算をあらかじめ確保していただける案件でなければ、ビジネスとしてスムーズに進めることが難しい場面ばかりというのが偽らざる現状です。特に、個人のお客様を対象としたご支援は、採算性という観点だけで考えると非常に悩ましい領域に突入しています。今、このような状況下でもご支援に踏み切れるのは、例えば「過去に事務所や私個人が大変お世話になった恩義があり、たとえ自分が持ち出してでも、何とかしてお力になりたい」と心から思えるような、特別なケースくらいかもしれない、というのが本音です。
少々取り留めのないお話になってしまいましたが、こうした厳しい環境に直面するからこそ、国際領域のビジネスにおいては「誰に頼めるか」、そして「誰を紹介してもらえるか」が何よりも大切であると改めて実感しています。世界中に広がる「信頼できる専門家ネットワーク」は、目に見えないからこそ、これ以上ない資産そのものです。今後も業界の皆様やクライアントの皆様に本当の意味でお役に立てるような、独自のポジションを目指してまいります。
厳しさを増す時代ではありますが、信頼できる仲間とともに、皆様の挑戦と未来を全力で支えてまいります。
