士業とITの融合が拓く、プロフェッショナルファームの未来

9月にアメリカ、パナマ、ペルーと、ITコンサルティング事業部のパートナーである西岡と一緒に回ってきました。移動時間が長くなるので、いつもより濃密な対話ができたように感じます。士業というバックグラウンドを持つ私の視点と、ITの最前線を走る彼の視点。それぞれの世界の共通点や相違点について語り合う機会が何度もあり、これが実に刺激的で面白かったのです。

彼らITコンサルティングのプロフェッショナルたちがグループに加わってくれたおかげで、RSM汐留グループにおいても、ITコンサルティングサービスを強力に、そして垂直に立ち上げることができました。もちろん、まだスタートラインに立ったばかりであり、本当の勝負はこれからです。それでも、彼らとの協業を通じて、これまでのプロフェッショナルファームの常識を塗り替えるような可能性を日々肌で感じています。

これからの士業ファームは、エンジニアの力を単に「借りる」だけでは足りないのではないか?最近、強くそう感じています。システム開発を発注し、納品してもらうという従来の縦割りや外注の関係ではなく、エンジニアと対等に議論し、一緒に新しいサービスをつくり上げ、時には共に経営を担っていく。そんな深いレベルでの一体感が必要なのではないでしょうか。

グローバルを見渡しても、その潮流はすでに現実のものとなっています。例えばRSM USでも、数年前からコンサルティング部門出身のリーダーがCEOを務める時代になりました。文系・理系と単純に二分するつもりはありませんが、異なる環境で深く学び、異なる思考回路で課題を解決してきたプロフェッショナルたちが交わることで、ファームはより強靭に、そしてダイナミックに進歩できるはずです。

最近は士業の世界でも、特に税理士の皆様が最新のテクノロジーを積極的に業務に取り入れ、サービスそのものを変革しようとしています。私自身も技術の進化の速さに驚かされつつ、日々勉強の連続です。こうした変化の波を間近に体験するなかで、私自身のこれからのテーマとして、「士業×IT」に本気で取り組みたいと思いました。

単に士業の業務をITで効率化・自動化する、いわゆるバックオフィスのDXに留まらず、士業の専門性と最先端のITが融合したその先に、これまでになかった新しいプロフェッショナルサービスを自分たちの手で創り出すこと。西岡をはじめとする優れたエンジニアたちから学びながら、この挑戦を本気で形にしていきたいと思っています。

グローバルな旅のなかで得た確信と熱量を胸に、私たちにしか描けない未来へ向けて、ここから力強く歩みを進めてまいります。

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前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)
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