所長ブログ&コラム
タグ「取締役会」の記事一覧
不動産登記における利益相反取引と第三者の承諾書(株式会社のケース)
取締役のする取引と利益相反 取締役が自分のために株式会社と取引をするときは、その株主総会において、当該取引につき重要な事実を開示した上でその承認を受けなければならないとされています(会社法第356条)。 取締役が自分のた […]
株式譲渡と利益相反承認決議
中小企業の株式を譲渡する 株式会社(特例有限会社を含みます、以下同じ)の株式は、他人に譲渡することができます。株式の売買は、投下した資本を回収する一つの手段です。 株式譲渡と株式譲渡制限 株式を譲渡するときは、当該株式に […]
取締役会の決議要件と取締役の過半数の一致
取締役会の決議は取締役の過半数で行う 取締役会の決議は、定款に別段の定めがある場合を除き、議決に加わることのできる取締役の過半数が出席し、出席した取締役の過半数をもって行います(会社法第369条1項)。 定款に定めること […]
取締役会を廃止して取締役を1名とする手続き
取締役会、監査役を廃止して会社の機関をスリム化 平成18年5月より前は、株式会社には取締役会と監査役を置かなければならず、会社役員の最低限の人員として取締役3名と監査役1名が必要でした。 平成18年5月以降は会社の規模や […]
取締役会設置会社の代表取締役の選定方法
代表取締役は取締役会の決議 取締役会を置いている会社(取締役会設置会社といいます)の代表取締役は、取締役会の決議によって選定します。 会社法第362条第2項によると、取締役会は、代表取締役の選定及び解職を行うとありますの […]
株式会社の機関設計
株式会社と機関 会社法が平成18年5月に施行されてから、株式会社の機関設計が柔軟に設計できるようになりました。資本金の最低金額がなくなったことに加えて、一定の会社は取締役会(+監査役)の設置義務がなくなったことにより、資 […]
みなし取締役会(みなし決議・書面決議)-会社法第370条
取締役会決議があったものとみなすことができる 取締役(当該決議事項について議決に加わることができる取締役に限ります)の全員が、取締役会で決議する事項について賛成・同意しているケースにおいても、わざわざ時間を合わせて一同に […]
非公開会社と公開会社の違い
非公開会社・公開会社 非公開会社(株式譲渡制限会社)とは、定款において全ての株式について譲渡制限が付けられている株式会社のことをいいます(会社法第2条17号)。 なお、特例有限会社には譲渡制限の定めがあるとみなされていま […]