所長ブログ&コラム
カテゴリー「相続関係」の記事一覧
遺言による相続登記が、第三者への対抗要件に(相続法改正)
相続法の改正 2019年(令和元年)7月1日に改正された相続法が施行されました。 相続法の改正された内容の一つとして、遺言により不動産を相続した相続人は、自分の相続分を超える部分については、相続登記をしないと第三者へ対抗 […]
【相談事例】縁遠い親戚の代表相続人を指定してほしいという通知が届いた(相続放棄)
後順位相続人と相続放棄 (生前に全く交流の無かった)親戚に相続が発生したため、代表相続人を決めて欲しい。 このような通知が市区町村、あるいは債権者から送られてきたので相続放棄をしたいというご相談をいただくことがあります。 […]
未成年の子の相続放棄と利益相反
未成年の子と相続放棄 人が亡くなると、その亡くなった人(被相続人といいます)の法定相続人が被相続人の財産に関する権利義務を承継します。 財産に関する「権利義務」とあるとおり、法定相続人は被相続人の不動産や預貯金などのプラ […]
合同会社の相続による社員変更登記
合同会社の社員は死亡により退社する 合同会社の退社事由として、社員の死亡があります(会社法第607条第1項)。つまり、合同会社の社員が個人であった場合、当該個人は死亡したときに退社することになります。 死亡した社員の相続 […]
父の相続を放棄をしたあとに、その父(祖父)の財産を相続すること
相続放棄をしても代襲相続できるか 甲さんには父である乙さんと、甲さんの祖父である丙さん(乙さんの父)がいたとします。 甲(25歳) - 乙(50歳) - 丙(80歳) 先に乙さんが亡くなり、その後丙さんが亡くなった場合、 […]
養親・養子のどちらか一方の死亡後に離縁したい
養子縁組の解消 (普通養子縁組のお話です) 養子縁組はしたけれども、何らかの理由により養子縁組を解消したいときは、養親と養子の協議に基づき合意の上で養子離縁届を市区町村に提出・受理をされれば養子縁組を解消することができま […]
養子に行った子にも相続権があるか
小さい頃に養子として引き取られた子 父が亡くなったので父が生まれたときからの戸籍を取り寄せたところ、生まれてすぐ養子として引き取られた子(私の兄に当たります)がいることが分かりました。私は一度も会ったことがなく、兄がいる […]
遺言でできること、記載例(生命保険金の受取人変更)
法定遺言事項 遺言には、(基本的には)何でも記載をすることはできますが、遺言によって法的効力を持たせることができる事項は法律で定められています。この法的効力を持たせることができる事項を法定遺言事項といいます。 法定遺言事 […]
遺言の検認
公正証書遺言以外の遺言は、家庭裁判所の検認が必要です 遺言には主に、次の3つの形式があります。 ・自筆証書遺言 ・公正証書遺言 ・秘密証書遺言 このうち、自筆証書遺言と秘密証書遺言は、その遺言を保管していた人や発見した相 […]
遺言でできること、記載例(認知)
法定遺言事項 遺言には、(基本的には)何でも記載をすることはできますが、遺言によって法的効力を持たせることができる事項は法律で定められています。この法的効力を持たせることができる事項を法定遺言事項といいます。 法定遺言事 […]