所長ブログ&コラム
タグ「種類株式」の記事一覧
いわゆる相続対策として親族へ渡す株式につき、種類株式と属人的株式を比較する
会社の成長段階で株式譲渡 相続対策の一環として、これから成長する(利益が溜まる)予定の株式会社又は合同会社の株式又は持分の大部分を親族に予め譲渡しておくケースがあります。このようなケースの多くは、予め株式又は持分の大部分 […]
取締役会、株主総会で何かを決議するときは拒否権付種類株式の対象にご注意を
必要な決議機関を確認する 特に初めて登記のご依頼をいただくクライアントの場合、登記事項の変更にどの決議機関においてどのような決議が必要か(又は不要か)につき、登記簿と定款の確認は慎重に行います。 ご依頼内容の変更を行うた […]
【相談事例】設立時に設定した種類株式の登記内容が漏れていたので更正登記をする。
株式会社の設立登記と遺漏 株式会社の設立登記をするときは、会社法第911条3項に掲げる事項を登記しなければなりません。 商号や本店の所在場所、資本金の額が登記されずに登記審査が完了するということは考えられませんが(登記申 […]
種類株式の内容を変更するときに当該種類株主の全員の同意が必要な事項に注意
種類株式の変更 定款に普通株式以外の種類株式の定めがない株式会社が新たにA種類株式を追加・発行して資金調達をするケースや、普通株式・A種類株式を発行している会社が新たにB種類株式を追加・発行して資金調達をするケース、ある […]
種類株式発行会社における株式分割の手続きと登記
種類株式発行会社と株式分割 株式会社は、株式の分割をすることができます(会社法第183条1項)。 種類株式を用いて資金調達をする際に、資本政策の一環として1株の価額を下げる等を目的として株式分割が行われることがあります。 […]
募集株式の発行(増資)をするときの手続き上の注意点【非公開会社】
募集株式の発行に係る手続きミス 募集株式の発行をする手続きは会社法に定められていますので、募集株式の発行をするときは、会社法に則った手続きをする必要があります。 投資に関する契約を締結して金銭を振り込むだけでは、募集株式 […]
A種優先株式発行後、一部の普通株主の保有する株式を無議決権株式に変更する
株主の一部が保有する種類株式の内容を変更したい 投資家から種類株式を用いて資金調達をした後に、普通株式の保有者(普通株主)の一部につきその株式の種類を変更したいというニーズがあったとします。 基本的には、経営者株主がやむ […]
A種優先株式を設定するときに、それ移行は株主総会を経ずにA種優先株式を発行できるようにする方法
A種優先株式の発行 普通株式のみを発行している会社が新たに種類株式を発行するときは、一例として次の手続きを踏むことが多いのではないでしょうか。 ここでは、取締役会非設置会社を前提としています。 同一ラウンドのセカンドクロ […]
種類株式を何種類か発行している株式会社が、その中の1種類を無議決権から議決権ありに変更する
無議決権株式 株式会社が複数の種類の株式(普通株式、A種優先株式、B種優先株式、C種優先株式、D種優先株式)を発行しているときに、C種優先株式が無議決権株式であったとします。 無議決権株式とは、会社法第108条1項3号に […]
【相談事例】種類株式の内容を一部変更+追加し、株主の持つ種類株式を変更したい
種類株式の内容変更 普通株式とA種株式の2つの種類株式を発行している株式会社が、A種株式の内容を変更し、更にB種株式を新たに定款に設け、新たに株式を発行することなく、既存の株主が有する株式の種類を変更したいというご相談を […]