所長ブログ&コラム
タグ「資本金」の記事一覧
募集株式の発行手続きにおいて、発行会社が引受人となることはできるか
募集株式の発行と自己株式の取得 新たに株式を発行するときは、申込者の中から募集株式の割当てを受ける者を定め、かつ、その者に割り当てる募集株式の数を定めなければなりません(会社法第204条1項)。 発行する株式を引き受ける […]
取締役の報酬債権を現物出資して株式を発行(交付)する登記手続き
役員報酬として株式を交付する 取締役に対するインセンティブの関係で、役員報酬としてストックオプションではなく現物の株式を交付したいというニーズがあります。 取締役に現物の株式を与える目的としては、取締役に中長期的な企業価 […]
司法書士が株式会社の定款の条文を解説します(附則編)
定款の条文の内容を解説します。 会社法が施行されてから株式会社の設立も容易になり、また現在は色々なサイトで株式会社の設立に関する情報が溢れているため、起業される方自身で株式会社設立の手続きをされるケースも少なくありません […]
株式会社の募集株式の発行(増資)と資本金の減少を同時に行う方法
増資と減資を同時に行う 募集株式の発行(以下「増資」といいます。)と資本金の額の減少(以下「減資」といいます。)は同時に行うことができます。 同時に、とは1つの日に資本金の増加と減少の効力を発生させることをいいます。 平 […]
減資の手続きを依頼した場合、どこまでお手伝いしてくれますか?
資本金を減少したい 欠損に填補するため、株主へ配当するため等を理由として、資本金を減少(以下、「減資」といいます)したいとご相談をいただきます。 減資したいというご依頼をいただいたときに、登記申請以外にどんなことをしてく […]
欠損填補をするための減資の手続きと、損失処理のできる資本剰余金の範囲
欠損と欠損填補 原則として、「その他資本剰余金」と「その他利益剰余金」から「自己株式の帳簿価額」を引いた合計額がマイナスであるときに、そのマイナスの額を欠損の額といいます。 ※上記はざっくりとしたものです。細かい計算は顧 […]
(募集株式の発行)取締役会への募集事項の決定の委任とその有効期限
募集株式の発行と募集事項 募集株式の発行をするときは、次の事項(以下「募集事項」といいます)を、株主総会の特別決議によって決定します(会社法第199条1項、2項)。 募集株式の数 募集株式の払込金額又はその算定方法 金銭 […]
株式会社の設立と現物出資をする方法
会社設立と出資 株式会社を設立するには、各発起人は設立時発行株式を1株以上引き受けなければならず(会社法第25条2項)、株式を引き受けるには対価となる出資をする必要があります。 この出資につき、金銭で出資をすることがケー […]
合同会社の資本金の額の減少(減資)とその登記手続き
合同会社と減資 合同会社の資本金の額は登記事項とされていて、一定の手続きを経ることにより資本金の額を減少させること(以下、「減資」といいます)ができます。 合同会社の資本金の額は、次の場合に減少します(会社計算規則第30 […]
合同会社の社員が退社をするときの持分の払戻しと退社手続き
合同会社の社員の退社 定款に別段の定めのない限り、次の場合には、各社員は事業年度の終了の時において退社をすることができます。 存続期間を定款で定めなかった場合 又は 特定の社員の終身の間持分会社が存続することを定款で定め […]