所長ブログ&コラム
カテゴリー「商業登記関係」の記事一覧
発起人等が外国人等であるときの定款への契印
公証役場での定款の認証 株式会社や一般社団法人を設立するときは、公証役場でその定款を認証してもらう必要があります。 定款認証の際に、株式会社の発起人や一般社団法人の設立時社員(以下、発起人等といいます)その委任を受けた司 […]
株式会社の資本金の額の減少(減資)手続きと登記
資本金の額の減少 株式会社の登記簿及び貸借対照表には資本金の額が記載されています。この資本金の額は、一定の手続きを踏むことにより減少させることができます。 資本金の額を減少させることを、ここでは以下「減資」といいます。 […]
剰余金優先配当株式
剰余金配当に関する種類株式 株式会社は剰余金の配当について内容の異なる2以上の種類の株式を発行することができます(会社法第108条)。 剰余金の配当について内容の異なる、とは、例えば他の株式より配当を優先される株式(以下 […]
株式分割の手続きと登記(スケジュール例あり)
株式の分割 株式会社は、株式の分割を行うことができます。株式の分割とは、例えば1株を5株に分割、あるいは1株を10株に分割するなどして、発行済株式総数が増えることをいいます。 発行済株式総数1000株の株式会社が、1株を […]
株式会社における自己株式の消却手続きと登記
自己株式の消却 株式会社は、その発行している株式を消却することができます。 会社法においては、消却することができる株式は自己株式に限られているため、株主が所有している株式を消却するには、まずは当該株主の所有する株式を会社 […]
役員(取締役・監査役)選任権付種類株式
取締役、監査役選任にかかる種類株式 種類株式とは、株式会社が発行することのできる、剰余金の配当が優先されている、あるいは議決権を制限されているなどの権利の内容が異なる株式のことをいいます。 株式会社は、「当該種類の株式の […]
取締役会設置会社の代表取締役の選定方法
代表取締役は取締役会の決議 取締役会を置いている会社(取締役会設置会社といいます)の代表取締役は、取締役会の決議によって選定します。 会社法第362条第2項によると、取締役会は、代表取締役の選定及び解職を行うとありますの […]
合同会社の社員のうち、登記簿に住所や氏名が記載される社員の範囲
合同会社の登記事項 合同会社の登記事項のうち、社員に関するものについては次の3つがあります。 登記事項とは、登記簿に記載される事項のことをいいます。 合同会社の業務を執行する社員の氏名又は名称 合同会社を代表する社員の氏 […]
株式会社の目的変更手続きと登記手続き
目的の変更と登記 会社の目的は登記事項となっておりますので、各会社には必ず会社の目的があり、その目的には一定のルールがあります。 ≫会社の事業目的と登記 会社設立後に目的を変更するときは、株主総会の特別決議によって定款を […]
株式会社における支店設置の登記と登録免許税
2022年9月1日以降、支店の所在地における登記は不要となりました。 ≫【2022年9月1日以降】支店の所在地における登記の廃止 それにともない、本記事の一部を修正しています。 なお、支店を設置 […]