所長ブログ&コラム
カテゴリー「商業登記関係」の記事一覧
事業承継における黄金株の設計と出口戦略
事業承継と黄金株 事業承継において黄金株が用いられることがあります。 黄金株とは通称で、一般的には拒否権付株式(会社法第108条1項8号)のことをいいます。 拒否権条項付株式とは、種類株式の一種であり、株主総会や取締役会 […]
【令和2年12月16日】令和2年度のみなし解散日
毎年行われる休眠会社の整理 法務局は平成26年度以降毎年、休眠会社と休眠一般法人の整理作業を行っています。 休眠会社・・・・最後の登記から12年を経過している株式会社 休眠一般法人・・最後の登記から5年を経過している一般 […]
自己株式の種類の変更と自己株式の処分
自己株式の種類を変更する 株式会社はその発行している株式の種類を変更することが可能とされています。 例えば、普通株式からA種類株式への変更や、A種類株式からB種類株式への変更ということが可能です。 株式の種類を変更できる […]
韓国法人が出資して設立する日本法人(日本支社)の設立登記手続き
韓国法人の日本支社 韓国法人が出資をして日本に会社を設立したいというご相談をいただくことがあります。 ここでは「駐在員事務所」という形態は置いておくとすると、韓国法人が日本に進出するときはその形態として「日本支社」か「日 […]
M&A・会社買収・事業買収に関する登記手続きサポートサービス
M&Aと登記 会社や事業を買うときには、主に次の方法によって行われます。 会社を買う → 株式譲渡(株式会社)、持分譲渡(合同会社)、吸収合併 事業を買う → 吸収分割、事業譲渡 このうち、株式譲渡や事業譲渡に […]
資産管理会社として合同会社を利用するときに検討すべき点(法務面)
資産管理会社と合同会社 資産管理会社として法人を設立するときは、株式会社ではなく合同会社が用いられることが少なくありません。 合同会社が用いられる理由としては、次の点が挙げられるでしょうか。 設立費用や株式会社より安い […]
100%子会社・100%孫会社がある株式会社において、孫会社を子会社へする方法
株式会社の子会社、孫会社 株式会社Xが株式会社Yの発行する株式を全て保有している場合、株式会社Xを株式会社Yの完全親会社(100%親会社)といい、株式会社Yを株式会社Xの完全子会社(100%子会社)。 上記前提において、 […]
株式会社の取締役の任期、切れていませんか? 任期計算フォームでご確認ください
取締役の任期計算フォームを作成しました。 ≫株式会社の取締役 任期計算フォーム 取締役の任期 株式会社の取締役には任期があり、その任期が満了すると退任します。 取締役の任期の基本的な考え方は、こちらのページをご確認くださ […]
株券を喪失してしまったときの手続きと株式譲渡
株券発行会社の株式譲渡と株券の喪失 株券発行会社の株主が株式を譲渡するときに、株券を相手に交付します。 株券発行会社の株式の譲渡は、当該株式に係る株券を交付しなければ、その効力を生じないとされているためです(会社法第12 […]
法人名のフリガナを誤って登録してしまった場合の対処法
商業・法人登記の申請とフリガナ 2018年(平成30年)3月12日以降、商業・法人登記の申請を行う場合には、登記申請書に法人名のフリガナを記載しなければなりません。 このフリガナは、今のところ≫法人番号公表サイトにて公表 […]