所長ブログ&コラム
カテゴリー「商業登記関係」の記事一覧
定時株主総会で監査役の再選の手続きを忘れてしまった
定時株主総会と監査役の再選 事業年度が毎年4月1日から翌年3月31日までという株式会社においては、5月又は6月に定時株主総会を開催することがほとんどかと思います。 定時株主総会においては、役員の任期満了に注意しなければな […]
一般社団法人が決算公告を行う方法
一般社団法人と決算公告 一般社団法人は、定時社員総会の終結後遅滞なく、貸借対照表(大規模一般社団法人にあっては、貸借対照表及び損益計算書)を公告しなければなりません(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(以下、「法人 […]
理事会を置く一般社団法人の役員が、書面決議だけで全員重任するときの手続き
役員の任期と再任 理事及び監事(ここでは、合わせて「役員」といいます)には任期があり、任期が満了すると退任します。 ≫一般社団法人・一般財団法人の理事・監事の任期 役員の任期が満了するときは、その終了をもって任期が満了す […]
利用しやすくなった?テレビ電話による定款認証制度を利用してみました
株式会社の設立と定款認証 株式会社を設立するためには、公証人に定款を認証してもらう必要があります。 多くの場合、公証役場に人が行き、公証人の面前で定款を認証してもらう方法が採用されていたかと思います。 定款を認証してもら […]
取締役会を置く株式会社の役員が、書面決議だけで全員重任するときの手続き
役員の任期と再任 取締役及び監査役(ここでは、合わせて「役員」といいます)には任期があり、任期が満了すると退任します。 ≫取締役、監査役の任期の計算方法 役員の任期が満了するときは、その終了をもって任期が満了することにな […]
発行可能株式総数=発行済株式数とするメリット・デメリット
発行可能株式総数 株式会社は、成立までに発行可能株式総数を定款に定めなければならず(会社法第37条1項)、定款を変更して発行可能株式総数についての定めを廃止することができません(会社法第113条1項)。 ≫株式会社におけ […]
一般社団法人の理事、監事全員が重任(再任)するときの手続きと登記
役員の任期と再任手続き 一般社団法人の理事と監事(以下、併せて「役員」といいます)には任期があり、任期を満了した役員は退任することになります。 そのため、役員の任期を把握しておくことは一般社団法人において大切な事項です。 […]
取締役2名のうち代表権を有する取締役が辞任するときの登記手続き
取締役の変更と登記 株式会社においては取締役の氏名及び代表取締役の住所・氏名が登記事項とされています。 取締役及び代表取締役に変更が生じたときは、それが生じた時から2週間以内に登記申請をします(会社法第915条1項)。 […]
行使期間の過ぎている新株予約権の登記、残っていませんか?その登記を抹消する方法
新株予約権と行使期間 新株予約権を発行するときは、その内容として「当該新株予約権を行使することができる期間」を定めます(会社法第236条1項4号)。 新株予約権の行使期間は、一般的には 2012年5月1日から2020年4 […]
取締役会の決議を書面又は電磁的記録で行う準備はできていますか?
取締役会の書面決議 取締役会は、一堂に会して行うことが一般的です。 少なくとも、3ヶ月に1回以上、自己の職務の執行の状況を取締役会に報告しなければならないとされている一方で(会社法第363条2項)、その頻度以上に定期的に […]