所長ブログ&コラム
カテゴリー「商業登記関係」の記事一覧
取締役の任期短縮と退任と損害賠償請求と。
取締役の任期は定款で定められる 株式会社の取締役には任期が必ずあり、基本的には任期が満了するとともに当該取締役は退任します。なお、当該取締役を再度選任することは可能です。 会社の取締役の任期については登記簿謄本には記載さ […]
合同会社における出資額と資本金の額
株式会社の場合 株式会社においては、資本金として出資された財産の額のうち、2分の1を超えない額は資本金ではなく資本準備金として計上することができます(会社法第445条2項)。 例えば1,000万円出資された場合、その金額 […]
平成28年度 商事・企業法務研修会 第1回「各種法人と会社の機関設計」
平成28年7月21日(木)にタイトルの研修会に参加してきました。 講師は弁護士の塚本英巨先生、『一問一答 平成26年改正会社法(第2版)』(商事法務)の共同執筆をされており、この本は私も大変お世話になっております。 合同 […]
平成28年10月1日から【株主リスト】が添付書類になります。②
株主リスト こちらの記事にも書きましたが、平成28年10月1日から株主リストが必要になります。下記サイトでは、株主リストの記載例もあり参考になります。 ≫<法務省>「株主リスト」が登記の添付書面となりました 全ての登記申 […]
払込証明書とゆうちょ銀行
銀行通帳の写しは会社設立登記申請の添付書類 株式会社を設立するときは、管轄法務局に会社設立の登記申請をする必要があり、この登記申請をもって株式会社は誕生します。 この登記申請の添付書類として、発起人または代表取締役の個人 […]
合同会社と相続
株式の相続と持分の相続 株式会社の株主が亡くなると、その株式は相続人へ相続されることになります。 同様に、合同会社の社員(=出資者)が亡くなると、、、必ずしもその持分は相続人が相続するわけではありません。 持分が相続さ […]
非公開会社と公開会社の違い
非公開会社・公開会社 非公開会社(株式譲渡制限会社)とは、定款において全ての株式について譲渡制限が付けられている株式会社のことをいいます(会社法第2条17号)。 なお、特例有限会社には譲渡制限の定めがあるとみなされていま […]
株式会社の株式の譲渡制限の定めとその注意点
株主が株式を譲渡することを制限する旨の定めを置く 株式会社の株主は、その会社の株主総会における議決権を1株につき1個持っています(議決権制限株式や単元未満株式等を除きます)。 会社を運営するにあたって、株主が誰であるかは […]
組織変更の手続き(合同会社から株式会社へ)
組織変更とは 組織変更とは、その組織を変更することにより株式会社が合名会社、合資会社又は合同会社となること、あるいは合名会社、合資会社又は合同会社が株式会社となることをいいます(会社法第2条26号)。 ここでは、合同会社 […]
発行済株式の一部の株式の内容を変更する登記手続き
普通株式にかかる株主を他の種類株式の株主へ 発行済株式の一部または全部の株式の内容を、変更することができるとされています。 例えば、 普通株式100株(株主A:50株、株主B:30株、株主C:20株) このように普通株式 […]