スリランカ進出コンサルティング | RSM汐留パートナーズ
スリランカ進出コンサルティング
自然豊かな島国スリランカは、インド洋北部に位置し、海峡をはさんで南インドに隣接しています。第2次世界大戦後、セイロン国として日本とは最も早く国交が成立し、同国と租税条約を結んだ国も日本が最初であるなど、両国の結びつきは深く、2009年まで長らく日本は最大の2国間援助国でもありました(2020年現在第3位)。現在、主要輸出品目は欧米向けの高級衣料であり、輸出量世界第2位の紅茶や、世界最高品質を誇るシナモンも有名です。
観光産業はGDPの約12.6%(2019年)を占めており、世界最大手の旅行誌が推薦する旅行先の第1位(2019年)となるなど、地理的に非常に近い世界有数のリゾート地、モルディブとの相乗効果も見込まれています。
南アジア自由貿易地域(SAFTA)合意のもと、特に大国インドとの自由貿易が盛んに行われており、スリランカに製造拠点を置きつつインドの巨大市場へ参入していく外国企業の数は年々増加してきています。また、中国主導ではあるものの、約150億米ドルを投じて建設中のコロンボ・ポートシティは、2041年までにシンガポールやドバイのような国際金融・経済・物流の中心地となる計画を掲げており、今後、外国企業の投資の機会は一層増えていくものと考えられます。
スリランカの基本情報
国・地域名 | スリランカ民主社会主義共和国 |
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首都 | スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ |
主要言語 | シンハラ語、タミル語、英語 |
人口 | 2190万(2023年時点) |
通貨 | スリランカ ルピー (LKR) |
インターネットドメイン | .lk |
国際電話コード | +94 |
スリランカの税制ポイント
スリランカ居住会社は全世界所得及びキャピタルゲインが課税対象となります。非居住会社はスリランカ源泉の所得が課税対象となります。2020年1月より、居住会社から非居住者に配当が支払われる場合は配当税の対象外となります。
移転価格税制により、関連当事者間の国際取引から生じた収益や費用、利息については独立会社間取引として計算されることになります。移転価格取引については、国内及び二国間の事前確認制度(Advance Pricing Agreements (APA mechanism))もあります。
2020年1月より、付加価値税(VAT)は、四半期売上7500万ルピー超 (約4,200万円超)もしくは年間売上3億ルピー超(約1億6,700万円超)の企業が課税対象となリます。日本スリランカ租税条約によって、両国間の二重課税、脱税及び租税回避等の防止を規定しています。相続税、富裕税及び贈与税はありません。
スリランカ進出コンサルティングサービス
RSMメンバーファームは総力を結集しクライアントのスリランカ進出をサポートいたします。
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