RSM汐留パートナーズは、企業のLCA(Life Cycle Assessment)とCFP(Carbon Footprint of Products)算定活動を支援します。
LCAは、製品やサービスのライフサイクル全体(調達、製造、輸送、使用、廃棄、リサイクル等)にわたる環境影響を包括的に評価し改善活動を行います。これにはGHG排出量だけでなく、資源枯渇、オゾン層破壊、騒音など、さまざまな環境負荷が含まれます。
CFPは、製品やサービスがライフサイクル全体で排出するGHG総量をCO2に換算して示す指標です。これにより、企業や消費者が製品の環境影響を具体的に把握し、CO2排出量削減に向けた取り組みをサポートします。
RSM汐留パートナーズは、企業の環境負荷の少ない製品やサービスの設計・開発、消費者や取引先に対するCO2 排出量の情報提供、製品やサービスのライフサイクル全体のGHG排出量削減等を支援します。
LCA/CFP算定における課題
- LCA/CFPに関する人的リソースや専門性が十分に確保できていない
- データ収集方法やプロセスが、社内、グループ会社、取引先、調達先との間で標準化されておらず、継続的な教育やコミュニケーションができていない
- 単なるデータ公表だけではなく、企業のパーパス、方針、戦略やアクションを明確に示し、ステークホルダーとの対話を促進するための体制やコミュニケーションの方法が確立されていない
- 取引先からLCAに関するサーベイが来て、回答に苦慮している
LCA/CFP算定支援のサービスメニュー
1. 国内外ガイドライン把握~ギャップ分析~リスクと機会の特定
環境省LCAガイドライン、経済産業省CFPガイドライン、ISO14067、GHGプロトコル等、国内外のガイドライン要件を理解したうえで、ガイドライン要件と現状の業務やプロセスとの間のギャップ(違い)を把握し、貴社がガイドライン要件を満たすために取り組むべきリスクと機会は何か?を明確にすることを支援します。
2. 方針・戦略・目標・アクションプラン策定
ガイドライン要件を満たすために取り組むべきリスクや機会への対応のため、貴社の方針、戦略、目標、アクションプラン策定を支援します。GHG排出量スコープ1~3やSBT設定と連動していくことが必要です。
3. マネジメントシステム構築
貴社の方針、戦略、目標、アクションプランを達成していくために必要な体制や経営資源を確保し、Plan-Do-Check-ActつまりPDCAサイクルを回し、継続的改善を進めることを支援します。特に、データの収集や分析には、その正確性や一貫性を担保するため、人員の配置、標準プロセスの運用、教育訓練等を継続的に実施していく必要があります。
4. プロジェクトマネジメント
クロスファンクショナル(全社または複数事業部横断)プロジェクトを推進する際、プロジェクトの進捗状況やプロジェクト毎の課題を把握し、その課題解決を支援するような人材が必要となります。企業によっては、プロジェクトマネジメントに関するスキルや能力を持つ人材が不足していることがあります。貴社にそのような人材不足のお悩みがあれば、弊社コンサルタントをプロジェクトマネージャーとして活用することが可能です。
5. チェンジマネジメント
脱炭素への取り組み、特にLCA/CFP算定業務は従来の経営概念や手法から大きな変革を伴います。チェンジマネジメントの手法やプロセスを実行し、チャンピオンを任命することにより、LCA/CFP算定業務への変革やその重要性について、貴社従業員をはじめ関連するステークホルダーが理解を深め、その変革に適応することができるよう支援します。
6. アウトソーシング
企業によっては、社内にLCA/CFP算定業務に関する専門知識や業務経験を持つ人材が不足していることがあります。貴社にそのような人材不足のお悩みがあれば、弊社コンサルタントを業務要員として活用することが可能です。
参照資料
環境省 LCAガイドライン
経済産業省 CFPガイドライン
今後の流れ
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