支払代行サービス | RSM汐留パートナーズ
支払代行サービス
支払業務は、企業が自身の財務に関する義務を履行するために行う一連の処理を指します。具体的には、請求書の支払い、給与の支払い、税金の納付、資金の移動などです。複数の取引先がある場合には、大量の請求書を整理・管理して支払い必要があるため、多くの時間がかかります。また、人的ミスも発生しやすく、場合によっては大きな問題に発展することもあります。
キャッシュ管理までをも行う場合には、キャッシュ・マネジメント業務ともいわれます。RSM汐留パートナーズでは、主に外資系クライアントの日本子会社の財務関連業務、具体的には支払代行業務や資金管理業務についてアウトソーシングサービスを提供しております。経験豊富なスタッフが複数人でのクロスチェックを行い、安全かつタイムリーにサービスをご提供します。
また、外資系クライアントには本国への英語でのレポーティングも行います。記帳代行サービスと合わせたBPOサービスのご提供も可能です。
支払業務とは?キャッシュマネジメント業務とは?
支払業務は、企業や組織が金銭的な支払いに関する義務を果たすために行う一連のプロセスです。支払業務は、請求書の処理と資金準備および送金が主な活動となり、以下のような内容が含まれます。
まず、請求書の処理は、サプライヤーやサービス提供者からの請求書を受け取ることから始まります。受領した請求書は、金額、サービス内容、納品日などの詳細を注文書や契約と照らし合わせて検証されます。この検証プロセスを通じて、請求書の正確性が確認され、誤りや不一致がある場合には修正が求められます。請求書が正しいと判断された後、支払いが承認されます。ここまでのプロセスは企業内部での内製化が必要です。
次に、資金の準備と送金プロセスですが、まず、支払いに要する資金を確保するために、必要に応じて他の銀行口座からの資金移動が行われます。その後、支払いは主に銀行振込で送金されます。支払業務にはタイミングと正確さが重要であり、遅延や誤りは追加のコスト発生や、サプライヤーとの関係に影響を与える可能性があります。このプロセスは外部委託が可能です。支払業務だけではなく、キャッシュ管理までも行う場合には、キャッシュ・マネジメント業務ともいわれます。
支払業務やキャッシュマネジメント業務は、企業の財務管理の効率性に大きく影響を与えるため、これらのプロセスの効率的かつ正確な実施は非常に重要です。
外資系日本法人が支払業務・キャッシュマネジメント業務を内製化して遂行する難しさ
外国法人の日本子会社が、支払業務・キャッシュマネジメント業務を内製化して進めるためにはいくつかの困難が伴います。外資系企業の多くは日本において大規模なバックオフィスを持たないことがありますが、この場合は支払業務に必要な内部リソースや専門知識が限られます。小規模な組織では、これが特に顕著であり、効率的な支払処理やキャッシュマネジメントの実施が困難になることがあります。
また、英語と日本語の両方に堪能なバイリンガルスタッフの採用は、特に小規模な組織にとっては大きな課題です。バイリンガルスタッフが不足すると、日本語での請求書の処理や日本特有の銀行取引等の商慣習への対応が難しくなります。これは、日本語を母国語としない従業員にとって特に困難な点であり、言語の障壁が業務の遂行を阻害する原因となり得ます。
さらに、内部統制を構築し、振込業務やキャッシュマネジメント業務を内製化することは、小規模な外資系日本子会社にとって非常に難しい課題です。限られた人材とリソースの中で、これらの複雑な業務を適切に管理することは、しばしば大きな負担となります。
外資系日本法人が支払業務・キャッシュマネジメント業務を依頼するメリット
通常、外資系企業では日本で大規模なバックオフィスを持たず、特に小規模な組織においては人的リソースが限られているケースがあります。このような状況においては、外部委託を行うことで必要な専門知識を確保し、企業内のメンバーをコア業務に集中させることが可能となります。特に会計税務業務を提供するファームは、英語と日本語が堪能なバイリンガルスタッフを多数抱えているため、外資系企業のニーズに合致したサービスを提供することができます。
また、支払業務やキャッシュマネジメント業務の内製化は、内部統制の観点からも課題があります。外部の専門ファームに委託することで、複数人による内部統制を構築し、これらの業務の効率化とリスク管理を図ることが可能になります。外部の専門ファームはこれらの業務に関する豊富な経験を有しているため、小規模な組織におけるリソースや専門知識の不足を補うことができます。
さらに、日本語での請求書への対応は、日本語を母国語としない従業員にとって難易度が高い業務です。会計税務業務を提供する日本の専門ファームでは、これらの業務に適切に対応することが可能であり、言語の障壁を克服することができます。
外資系日本法人が支払業務やキャッシュマネジメント業務を外部の専門ファームに依頼することにより、人材と専門性の確保、効果的な内部統制の実施、言語の障壁の克服を達成し、ビジネスの効率性と運営の安定性を高めることができます。
RSM汐留パートナーズが提供する支払代行サービスの概要
RSM汐留パートナーズの支払代行サービスの特徴
社内トリプルチェック体制によるクオリティとセキュリティ
支払業務は、間違いが許されないセンシティブな業務の1つです。また、採用して日が浅いスタッフに会社の資金を委ねることが難しいことは往々にしてございます。RSM汐留パートナーズでは社内に専任のスタッフを配置し、トリプルチェック体制でクオリティ及びセキュリティに細心の注意を払って業務を行っております。
英語や中国語など多言語によるサービス提供が可能
RSM汐留パートナーズには英語や中国語が堪能なバイリンガルスタッフが多数在籍しております。昨今外資系企業の日本進出が増加しております。英語や中国語を用いて支払代行サービスを担当させていただくことが可能であり、クライアントから絶大な支持をいただいております。
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支払代行サービスの料金体系
支払代行サービスの料金体系については想定業務範囲に基づく想定工数から算出した定額方式又はタイムチャージ方式にてお見積をさせていただいております。ご相談事項によっては、定額方式でのご支援が難しい場合もございますが、RSM汐留パートナーズはクライアントのご予算内で費用対効果抜群のサービスをご提供させていただくことをミッションとしています。まずはお気軽に当社コンサルタントまでご相談ください。