ナミビア進出コンサルティング | RSM汐留パートナーズ

ナミビアは、アフリカ南西部に位置し、1990年に独立した新しい国で、日本の約2.2倍の面積に対して、人口は260万人程の国です。人口の少なさに対して、豊富な鉱物資源（ダイヤモンド・ウラン）、国際的に注目されている沿岸沖の天然ガス田、世界有数の漁場、牧畜に適した気候を有し、比較的豊かであると共に、インフラ整備も整っています。一方で、貧富の差が世界一激しいとも言われています。今後も産業基盤の強化や貧困削減といった課題はありますが、豊富な資源と南アフリカ地域の物流ゲートウェイとなり得る地理的条件を有するナミビアのポテンシャルは高く、各国から注目されています。

ナミビアの基本情報

ナミビアの税制ポイント

居住会社及び非居住会社は、ナミビア源泉の所得又はナミビア源泉と見なされる所得に対してのみ課税されます。いかなる源泉から受け取る配当も、通常は課税されず、支払われる配当はNRST（non-resident shareholders tax）の対象となります。贈与税、遺産税、キャピタルゲイン税はありません。非鉱業会社の所得税率は32%です。

個人や信託に対する最大所得税率は37%です（150万NADを超える所得に対して）。登録製造業者に対しては、特別優遇税率18%（最初の10年間）があります。そのような製造事業者に対しては、マーケティング、陸上輸送、訓練及びその他の費用に関して、特別控除が認められています。

源泉税（最終源泉税）は、個人が受け取る利息に対して10%、外国人へ支払われる利息に対して10%（二重課税防止条約を条件として）、設備の賃借を含む外国サービスに関する支払に対して10%（二重課税防止条約を条件として）にて課されます。信託は、個人として課税されますが、年間50,000NADまでの所得は課税されません。

VATは、供給された商品又はサービスの価値に対して標準税率15%、又は輸入品に対して実効税率16.5%にて課されます。特定の基本的な生活必需品はゼロ税率とされており、医療、金融、教育などの様々なサービスは免税とされています。

株主は、取締役やその他の上級役員と同様に、その会社の未払税金に対して責任があります。個人及び取締役は、所得における給与支払税（PAYE）の対象となります。ナミビアで製造された商品を輸出する人は、例外を除いて、そのような輸出から生じた課税所得の80%の軽減を受けることができます。

ナミビア進出コンサルティングサービス

RSMメンバーファームは総力を結集しクライアントのナミビア進出をサポートいたします。

保証業務

法定監査業務/財務諸表編纂及びレビュー業務/内部監査業務/内部統制評価業務/会計助言業務/年金制度報告監査業務/IFRS関連業務/US GAAP関連業務

税務業務

タックス・コンプライアンス業務/従業員転勤関連業務/間接税・VAT・売上税関連業務/税務コンサルティング業務/税務デューデリジェンス業務/税務調査/税務訴訟対応業務/国際税務業務/移転価格税制関連業務/税務ストラクチャー構築支援業務/個人資産総合設計管理業務/関税関連業務

アドバイザリー業務

サーバーセキュリティ/情報保護業務/犯罪・不正関連業務/ITコンサルティング業務/経営コンサルティング業務/リストラ・債務整理業務/リスク助言業務

ビジネスソリューション業務

記帳業務/給与計算業務/会計システム導入業務/経営者への報告業務/財務分析業務/データマイニング業務/法人設立業務/会社秘書役業務/事業清算業務/エグゼクティブサーチ業務/セキュリティ・ペネトレーション業務

グローバルセクター及び産業

RSMは法的に独立した世界中の事務所によって構成されるファミリーであり、複雑に変化していく事業環境に適切に対応し、品質・誠実性・透明性の確立を共にコミットしているネットワークです。私たちは、チームワークと信頼、そしてクライアントの経営環境とビジネスに対する深い理解をベースとした長期間にわたる信頼関係及びブランディングに重きを置いています。

RSM Internationalは、高い品質の監査業務、会計業務、税務業務及びビジネスアドバイザリー業務を国内外のクライアントに提供しています。

グローバルセクター

自動車/建設/飲食/財団・慈善団体/政府・パブリックセクター/ヘルスケア/ホテル・観光・レジャー/保険/製造/鉱業/石油・ガス/プロフェッショナル・サービス/不動産/小売/技術・メディア・通信/輸送・物流