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RSM Internationalから2022年業績報告及び2030年ビジョンのプレスリリースのお知らせ

2023年1月24日

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RSM本部より全世界に向けて2022年業績報告及び2030年ビジョンのプレスリリースが行われました。以下は日本語に翻訳したものになります。RSM汐留パートナーズはRSMの日本におけるメンバーファーム、そしてRSM JAPANの一員としてRSMの成長・発展に貢献していく所存です。今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。


RSM、世界で80億ドルの収益を発表-変革をもたらす「グローバル戦略2030」の出発点

・全世界での収益が3年間で41%以上増加
・RSMの全リージョンにおいて2年連続で2桁成長を達成
・RSM従業員数が全世界で10%以上増加し57,000人に
・2030年までに「収益倍増」を目指す

中堅企業向けに保証、税務、コンサルティングサービス等を提供するリーディングカンパニー『RSM』は、本日、2022年の収益が80億ドルを超えたことを発表しました。また、変革と成長、そしてすべてのステークホルダーに対する前向きで持続的な価値の創造に焦点を当てた「グローバル戦略2030」も発表しました。

2022年、RSMは全世界で15%の成長を遂げ、すべての地域において2桁成長を達成しました。手数料収入は新興市場であるラテンアメリカ(26%増)とアジア太平洋地域(19%増)で急速に増加しました。 北米と欧州でも、それぞれ14%・17%増という目覚しい収益成長を記録し、中東・北アフリカ地域は17%、その他のアフリカ地域は10%の収益成長を遂げました。

2022年の業績 – コンサルティングサービスに対する需要が大きく拡大

RSMは世界の中堅企業向けにプロフェッショナルサービスを提供するリーディングカンパニーですが、財政や経済政策の転換を図りたい企業やサプライチェーンの混乱で困惑する企業、パンデミックによって事業やヒューマンリソースに影響を受けた企業などからの相談が拡大したことで、過去3年間の全世界収益が41.7%も増加しました。
2022年、RSM のコンサルティングサービスによる全世界報酬は、 IT コンサルティングによる26%増を含め、37%増となりました。サイバー攻撃は依然として絶え間ない脅威であるため、リスクアドバイザリーによる収益も26%増加しています。

RSMはまた、会計、税務、監査の分野でも世界的に大きな伸びを示しました(会計11%増、税務8%増、監査6%増)。税務アドバイザリーサービスに対する需要は、規制の変更や税金の複雑化といったニーズに対応するために急速に増加し、監査と税務は引き続き RSMの中核的なサービスとして位置づけられます。

RSMは、他の追随を許さないインクルーシブな企業文化と従業員の成長や経験蓄積に注力していることから多くの人材を惹きつけており、過去2年間だけでも従業員数が18%増加しました。

RSMインターナショナルのCEOであるJean Stephens氏は次のように述べています。

「RSMの目的は、変化の激しい世界に自信を持たせることです。私たちの急成長は、前例のない変化と予測不可能な環境にもかかわらず、120カ国以上のクライアントの価値を引き出すために全世界のプロフェッショナルがサポートした結果です。今後も成長を続け、グローバル・ミドルマーケットの企業向けにプロフェッショナルサービスを提供するグローバルリーダーとしての地位を確固たるものにするために、私たちは魅力的な製品とソリューションとともに、私たちのビジネスをよりインサイト主導でデジタルな組織へと改変しながら将来に向けて投資をしていきます。私たちの目標は、現在の取引環境と変化する世界経済の展望に立ち向かう自信を与え、従業員、クライアント、地域社会にとって常に前向きで持続的な価値を創造していくことです。」

2023年のRSMの事業・経済見通し

RSMは、2023年には税務サービスに対する需要が増加すると予測しています。これは、OECDが税務申告のデジタル化やグローバルミニマム税率を要求したものの、各国がその対応に苦慮しているためです。

同様にRSMのプロフェッショナルは、来年も世界でM&Aが増加するだろうと予想しています。この背景には、テクノロジーに特化した企業が規模拡大のための代替資金源を求めていること、プライベート・エクイティ企業が大量の資金を投入していること、ボルトオンやクロスボーダーの取引が増加していることなどが挙げられます。RSMは、スキル、サプライチェーン、エネルギー、インフレの危機による悪影響を打ち消すために、企業がM&Aを検討するケースもあると予測しています。

RSMは、今後企業が組織改革をより加速させるとともに、イノベーションにも注力し、人工知能や自動化技術の統合、チームの再教育、データ分析やビジネスプロセスのアウトソーシングの活用などを検討しつつ業績を維持・向上させると予測しています。

2030年に向けたグローバル戦略がRSMの新時代を築く

今月発表されたRSMの「グローバル戦略2030」は、2030年までに売上高を倍増させることを目標とした複数年にわたる大規模な成長・変革プログラムの概要を示しています。この戦略により、RSMはグローバルなデジタル・デリバリー・モデル、インサイト生成の強化、自動化、ビッグデータ、機械学習、人工知能の活用を拡大し、新しい仕事とスキルの世界を受け入れ、その変化を通して企業をサポートします。

RSMの戦略では、絶え間なく俊敏性と革新性を高めつつ、国際的な共通の方法論と構造のもとでファームをさらに統合し、サービスの質を高め、責任ある事業活動を推進していきます。成長志向が強く、国際的な視野を持つグローバルクライアントが増え続ける中、RSM は優れたクライアントサービス、テクノロジーを駆使した専門家による洞察、そして個々のニーズに合った魅力的なソリューションを提供することに引き続き注力していきます。

さらにこの戦略では、人材に多大な投資を行い、RSMをシームレスなグローバル組織へと変革します。 チーム、文化、ガバナンス、プロセスを国境を越えて積極的に連携させ、クライアントとRSMの両者が自分たちの目標を達成できるように導きます。

Jean Stephens氏は次のようにコメントしています。

「私たちは、データドリブン型のテクノロジー製品やサービス、新しい働き方、持続可能性と目的に対する明確な焦点を特徴とする新しい変革的なビジネス時代に突入しました。私たちの成長は、このような課題に効果的に対応することによって支えられてきました。私たちの組織としての信条は「Take Charge of Change(変化を担う)」。長期にわたる深い関係を築くとともに、クライアントと従業員が自信を持って意思決定するために必要なものを提供することで彼らがより成功するためのサポートをしていきます。組織として、私たち自身の加速度的な変革は、すべてのクライアントと同僚に成功するための自信を植え付けることになるでしょう。」