所長ブログ&コラム
カテゴリー「商業登記関係」の記事一覧
種類株式を何種類か発行している株式会社が、その中の1種類を無議決権から議決権ありに変更する
無議決権株式 株式会社が複数の種類の株式(普通株式、A種優先株式、B種優先株式、C種優先株式、D種優先株式)を発行しているときに、C種優先株式が無議決権株式であったとします。 無議決権株式とは、会社法第108条1項3号に […]
【相談事例】種類株式の内容を一部変更+追加し、株主の持つ種類株式を変更したい
種類株式の内容変更 普通株式とA種株式の2つの種類株式を発行している株式会社が、A種株式の内容を変更し、更にB種株式を新たに定款に設け、新たに株式を発行することなく、既存の株主が有する株式の種類を変更したいというご相談を […]
合同会社の定款で別段の定めをすることができる事項
合同会社と定款の別段の定め 合同会社の定款には、商号や事業目的等の会社法第576条の定款記載事項のほか、会社法の規定により定款の定めがなければその効力を生じない事項及びその他の事項でこの法律の規定に違反しないものを記載し […]
既に発行された新株予約権の内容を変更する手続きと登記
発行済み新株予約権の内容を変更する 既に発行された新株予約権の内容を変更することも可能とされています。 例えば、新株予約権の行使期間を伸長又は短縮、行使条件の変更、取得条項の変更が該当します。 当初新株予約権を発行すると […]
新株予約権の放棄と登記手続き
新株予約権の放棄 新株予約権者はその保有する新株予約権を放棄することが可能とされており、新株予約権の放棄は、発行会社に対して新株予約権を放棄する旨の意思表示をする方法によって行います。 口頭で新株予約権を放棄する旨を会社 […]
インターネット版官報が登記申請の添付書類として利用可能に
インターネット版官報 インターネット版官報は、次の情報を公開し、閲覧することが可能です。 平成15年7月15日以降の法律、政令等の官報情報と、平成28年4月1日以降の政府調達の官報情報を、PDFデータで無料公開しています […]
黄金株の株主が亡くなった後はどのような手続きが必要になるか
種類株式としての黄金株 株式会社や特例有限会社の事業承継の一環として、いわゆる黄金株が用いられることがあります。 黄金株とは会社法上の用語ではなく、一般的には拒否権条項(会社法第108条1項8号)が付いた種類株式のことを […]
一般社団法人の基金制度とその募集、引受けに関する手続き
このページでは一般社団法人及び一般財団法人に関する法律を「法人法」といいます。 一般社団法人の基金制度 一般社団法人には資金調達の方法として基金制度があり、その特徴は次のとおりです。 利用するには定款の定め […]
令和4年度の休眠会社等の整理(みなし解散)と継続の手続き+登記
休眠会社等の整理 長年登記をしていない株式会社、一般社団法人又は一般財団法人(以下、「休眠会社等」といいます)に対してここ最近は毎年、一定の手続きを経た上で登記官が登記簿にみなし解散の登記を入れています。 ≫法務省:令和 […]
株式会社における株主名簿管理人廃止の登記手続き
株主名簿管理人を廃止する 株主名簿管理人を置いている株式会社が、株主名簿管理人を置くことを止めたときはその時から2週間以内にその旨の変更登記をします(会社法第915条1項)。 株主名簿管理人を廃止するときは、主に次のどち […]